おはスタ感想ページ

2013/03/12(火)

出演:山寺宏一、小春、たいし、デュエルヒーローユウ・デュエルヒーローアツト
おはガール:ひなこ
スポンサー:KONAMI、シュガーラッシュ、タカラトミー、ヤマザキパン
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 「おはスタ」が始まる少し前、6:50頃のNHKにてホームカイトが紹介されました。 その番組を途中から見て、かつ、途中で見るのをやめたので詳細は不明ですが、 番組中でホームカイトを上手に浮かせるコツを紹介していました。 それによると、ハンドルをゆっくりと同じ速度で回し続けるのがコツとのこと。


「おはスタ」でよく見かけるホームカイト

 おそらくホームカイトのコントローラーには、コイルと磁石が入っているのでしょう。 ハンドルを回すことによって磁石を回転させ、電磁誘導を起こしているのではないでしょうか。 そうして発生した電気を凧の糸を使って凧本体に送り、ファンを回転させて宙に浮くという仕組みだと思います。 したがってホームカイトを上手に浮かせるには、ハンドルをゆっくり回して確実に電磁誘導を起こし、 同じ速度で回し続ける事によって安定して電気を送る必要があるのでしょう。


コイルと磁石で電気を発生させる仕組み

 一方、多くの「おはスタ」出演者は必死にハンドルを回しています。 ハンドルをあまりにも早く回しすぎると電磁誘導がすぐに終了してしまい、結果十分な電力を得ることが出来ません。 「おはスタ」でホームカイトをうまく浮かせることができないのは、このためだと考えられます。 電磁誘導は、自転車の空気ポンプとは異なるのです。

 余談ですが地球に磁気が存在する理由も、これとほとんど同じ考えで説明できます。 地球の内部には大きな鉄の塊があり、その周りを溶けた鉄が対流しているそうです。 この対流によって電気が発生し、地球内部の鉄の塊(いわばコイル)に通電して磁気が発生するのです。 この仕組みはディスカバリーチャンネルというCS放送で説明していました。


地上波よりCSの方が面白い

 コイル・電気・磁気の三要素は、ホームカイトが備える三要素と同じです。 したがって、ホームカイトのコイルに電気を流して磁気を発生させるという、特殊な遊びも出来るはずです。 まあ、あまり楽しくないので誰もやりませんが。(笑) たかだかオモチャも、詳しく解析すると勉強になりますね。


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