おはスタ感想ページ

2013/03/21(木)

出演:山寺宏一、べっちゃま、いわーい、バトロボマスター マコトボーグ、シュン、DJマサ、ユウタロウ
おはガール:なつみ
スポンサー:SEGA-SAMMY GROUP、シュガーラッシュ、任天堂、BANDAI、AEON
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 ジュースとは果汁100%飲料の定義です。それ以外の飲料はジュースではなく、ドリンクという定義です。 またアイスクリームとは「乳固形分が15%以上で乳脂肪分8.0%以上のもの」という定義です。 それ以外はアイスミルクだったり、ラクトアイスという定義です。 なぜ製品の定義が法令で定められているのでしょうか? それは果汁がほとんど入っていないのにジュースだと売りつけたり、 乳成分がほとんど入っていないのにアイスクリームだと売りつけたりした連中がいたからでしょう。 そのような連中から消費者を守るために、これらの製品は法令で定義されているのだと思います。


アイスクリームの定義は法令で定められている

 では生放送の定義とは何でしょうか? 生放送の定義は法令で定められていません。 したがって今日の「おはスタ」のように5つのコーナー(ヨーヨー・シュガーラッシュ・ライディングソーサ・バトロボーグ・おはメモ)のうち 4つをVTRで放送してしまっても「生放送」です。 視聴者からすれば今日の「おはスタ」は生放送でVTRを垂れ流す番組であり、ライブ感に著しく欠ける番組なのですが、 それでも「生放送」と主張する「おはスタ」に違法性はありません。 それどころか、一秒でもスタジオから放送すれば生放送であると「おはスタ」は主張することでしょう。 そのように主張しても法的に何ら問題がないからです。


生放送の定義は法令で定められていない。一秒でも生なら「生放送」

 ただ法的に問題が無いから何をやっても許されるわけではありません。 法的に問題が無くても、倫理的に問題があるからです。 また今日の「おはスタ」のようにVTRを垂れ流し、ライブ感をまるで感じさせない番組は、見ていて面白くありません。 それどころか、あたかも生放送で対戦しているようなVTRを流す行為は、視聴者や子供を騙す行為です。 今日の「おはスタ」でVTRを放送する必然性があるコーナーは、シュガーラッシュとおはメモだけだったはずです。 「おはスタ」は法の定義が無い事を利用して「生放送」の名を借り、やりたい放題をやっています。 このようなやり方で視聴者や子供を騙し続ければ、法的に問題が無くても倫理的・視聴率的な天罰が必ず下される事でしょう。


法的に問題が無くても、視聴者や子供を騙す行為は倫理的に問題


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