おはスタ感想ページ
2013/04/12(金)
出演:山寺宏一、よしのすけ、小春、炎もえたろー、陰山英男
おはガール:ひなこ
スポンサー:AEON、ヤマザキパン、SEGA-SAMMY GROUP、タカラトミー、レゴ チーマ
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陰山英男登場。
この人は2012/07/18・2012/07/25にも登場し、独自のメソッド(手法)を使った問題集を紹介しました。
前回登場時は手法や紹介方法に多くの疑問点があり、なんともいえないうさん臭さがありました。
ただ今日に限れば以前に比べて怪しさが減少しており、比較的まともだったと思います。
そんな陰山英男が登場し、山寺がナレーションをかぶせました。
「文章問題は八割の人がつまづくポイント。」
だそうです。
この八割という数値に何の根拠もありません。
もし何らかの根拠があるのならば、この数値の出所・調査対象・調査方法を示した事でしょう。
それが示されていないと言うことは、この八割という数値は「おはスタ」が適当にでっち上げた
数値である可能性が非常に高いです。
十割だと100%なので、嘘が明らか。九割だと怪しまれる。七割だとテキストを売るには少ない。
そうだ!八割だ!嘘でもなく、怪しまれず、少なすぎない。
ほら、「八割がつまづく」だと、あー、なんとなく算数が苦手な人の割合はそれぐらいっぽいな、って感じがするぞ!
よし八割でGo!
とまあ、「おはスタ」の考えはその程度の浅はかな考えなのではないでしょうか。
ちなみに2012/07/25の放送でも
「繰り上がり繰り下がりは八割の人がつまづくポイント」
と、今日と全く同じ数値で紹介していました。
おそらく次も「八割の人がつまづくポイント」で、何かを紹介することでしょう。
とまあ開始から怪しい雰囲気を出していた陰山英男が紹介したのは、文章問題を解く手法でした。
それによると
「問題文をよく読む」
「キーワードを見つける」
「式を作る」
とのこと。
これには少々驚きました。
手法が正当な手法だったからです。
「おはスタ」がこの手の手法を紹介するときは、トンデモ手法が多いです。
2012/10/05には自称東大医学部卒の岩波先生なる人物が登場し、医学とは無関係なゴースト暗算なるトンデモ手法を紹介しました。
その上「ゴースト演算を使えば記憶力がアップして算数以外の教科でも頭が良くなる」というような主張まで行っていましたね。
いったいなぜ「おはスタ」はこのように怪しいトンデモ手法を紹介するのでしょうか?
普通のテキストだと、何の特色もないので売れません。
そこで普通のテキストと差別化するためにトンデモ手法を採用します。
トンデモ手法は何らかの問題を内包する手法なのですが、それを隠せば付加価値として高値で販売できます。
もうけが大きいため、怪しいトンデモ手法であっても「おはスタ」は紹介するのです。
「おはスタ」の判断基準は倫理よりも金です。
そんな「おはスタ」が金優先のトンデモ手法でなく、倫理優先のまっとうな手法を紹介した事は、驚くに値すると思います。
その後線分図なる線を用いた説明を行いましたが、これもそんなに奇妙ではなかったと思います。
どちらかというとこの図がメソッドだったと思うのですが、今までに比べればまともでした。
ただこれを「夢の計算方法」と紹介するのは誇大広告だとは思います。
なぜなら、この計算方法で確実に解答できる問題は、陰山英男の問題集の中にしか存在しないからです。
まあ「使えるかもしれない計算方法の一つ」という程度が、正確な表現なのではないでしょうか。
土曜日のおはコロPOPを紹介。
エキサイトシーンと称して見所を紹介していったのですが、真のエキサイトシーンはひなこの着替えシーンですよね。
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