おはスタ感想ページ

2014/08/12(火)

出演:マービン、ユウキ
おはガール:さや
スポンサー:Pokemon the movie XY、タカラトミー
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今回の見所

 カップが「130%大きい」とは、事実なのか無知なのか分からなかった点が見所でした。 KDXのコーナーにて、取替え可能なカップを紹介。 山寺のナレーションによると、取替え可能カップは「130%大きい」とのこと。 130%とは倍数では2.3倍です。 これは何が「2.3倍大きい」のでしょうか? 玉との接地面積でしょうか?それとも体積でしょうか? また2.3倍という数値は事実なのでしょうか?それとも数値を大きく見せようとして誤ったのでしょうか?

 KDX紹介コーナーにて、カップが「130%大きい」と紹介しました。 夏休みスペシャルに突入してからは、苦手なけん玉トリックを克服する練習風景が放送されています。 今日はユウキだったので、それ自身に見所はありませんでした。 ただ、けん玉特訓コーナーの最後に、けん玉の取替え可能カップの大きさが「130%大きい」とのナレーションが入りました。 この「130%大きい」という表現は、実におはスタらしい表現だったと思います。

 「130%大きい」を倍数で表現すると、「2.3倍大きい」となります。 大きさの比較をパーセンテージで表現する場合、100%を超える事はまずありません。 なぜなら、100%を超えると何割大きいのか分かりづらくなるからです。 「10%大きい」で「1割大きい」となりますので、倍数で表現すると1.1倍です。 「130%大きい」では「13割大きい」となりますので、倍数で表現すると2.3倍となります。

 何が「2.3倍大きい」のか、主語がなかったので不明でした。 「大きさ」は様々な物で表現可能です。 KDXの取替え可能カップならば、「玉との接地面積が2.3倍大きい」とも表現できますし、 「体積が2.3倍大きい」とも表現できます。

 画面に映っているKDXを見る限り、面積も体積も2.3倍大きいようには見えません。 手元にKDXがないので通常のカップと取替え可能カップを比較することができません。 ただ、画面に映っているKDXを見ると、面積も体積も2.3倍あるようにはとても見えません。 面積であれ体積であれ、「30%大きい」(1.3倍大きい)程度でしょうか。


「30%大きい」(1.3倍大きい)では?

 無知ゆえ、おはスタは「30%大きい」を「130%大きい」と表現したのではないでしょうか。 おはスタは大きな数字を使って商品の性能を誇張する傾向があります。 例えば2012/04/19の放送回では、レーダーチャートでありながら100%を超える数値を扱っていました。 これはグラフの使用方法を意図的に歪めており、悪意を持った誇張であると視聴者が受け取ってもやむを得ない表現です。 ただ、今回の場合は「3割大きい」を、もっと大きな数字を使おうとして誤ったように思えます。 正しくは「30%大きい」なのですが、無知ゆえ「130%大きい」と誤ったのではないでしょうか。



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