おはスタ感想ページ
2021/11/30(火)
出演:木村昴、NUWARA、Masuo、岡崎体育、櫻井佑樹
おはガール:山口莉愛
スポンサー:小学館、タカラトミー、yonekyu、レベルファイブ、バンダイナムコエンターテインメント、ShoPro
今回の見所
リナの出番が通常通りに戻った点が見所でした。
火曜日は女の子向け企画が多く、おはガールのリナが大活躍でした。
しかしながら、今日はVTRが多い放送回であり、おおむね通常通りの出番に戻りました。
さつきがQJWebに寄稿。
この文章は、教養から話を発展させた点、参考文献を出した点において、さつきの文章力の向上を見る事ができました。
また、せっかくなのでさつきが例示した参考文献も読んでみました。
・リナの出番が通常通りに戻る
・さつきの文章力が向上
●リナの出番が通常通りに戻る
リナの出番が通常通りに戻りました。
火曜日は女の子向け企画が多く、たまごっち(2021/11/23)、すみっこパソコン(2021/11/16)、
モデルデビュー2(2021/11/09、2021/11/02)、りぼん塗り絵付録(2021/11/02)と、リナが大活躍していました。
りぼんの前週はハロウィンコスプレ(2021/10/26)であり、2021/10/04のおはガール就任以降、5/8週において
リナがメインの活躍をしています。
その一方、木曜日は女の子向け企画が少なく、ユウラの活躍は2/8週程度です。
今週はリナの出番が少なかったのですが、VTRが多い放送回においては、おおむね通常通りの出番でした。
●さつきの文章力が向上
さつきの文章力の向上を見ました。
さつきがQJWebに寄稿。
この文章は2つの点においてさつきの文章力の向上が見えました。1つは教養から話を展開させた点で、1つは参考文献を出した点です。
スポーツの教養から話を横に広げており、深いお笑い知識による縦以外の展開を初めて見せました。
分析の根拠として参考文献を明示しており、主張に説得力がありました。
また実際に参考文献を読んでみて、自分の理解とさつきの言いたい事が多少違っていた事にも気づきました。
教養を用いた横への展開、参考文献の明示により、さつきの文章力が向上したように見えました。
さつきの文章は教養を用いて話を横に展開しており、話の幅が広がっていました。
本文によると、さつきはキングオブコントからフィギュアスケートのような印象を受けたとして、両者の共通点を列挙。
共通点を列挙するには両者の本質を洞察しなければならなず、その前提が教養であり、こういった横の展開をさつきの文章としては初めて見ました。
というのも、さつきはお笑いの知識は深いものの、幅が狭かったからです。
話を縦に深めるものが知識で、横に広げるものが教養であり、知識だけだと濃すぎて、教養だけだと薄すぎます。
話を縦にも横にも展開し、深く広い話になっていました。
さつきは主張の根拠とした参考文献を明示しており、説得力がありました。
さつきは17歳JK2の巨乳美少女であり、ラブラブでガチ恋なのですが、世間一般的にはただの女子高生です。
ただのJKがWeb媒体で主張しても世間への説得力はほとんどなく、根拠を必要とします。
根拠とは理由と証拠であり、さつきは「お笑い大会とスポーツは類似している」という主張の理由として
「M1は100m走の日本一を決める大会」という芸人の言葉を引用し、証拠として文献名を明示しました。
文献名が明示されれば証拠の真偽を確認する事が可能になり、さつきの主張には説得力がありました。
せっかくなのでさつきが根拠にした参考文献を読んでみました。
さつきの文章を読んで「M1は一人の審査員による絶対評価、キング〜は複数の審査員による相対評価」という事を言いたいのかと考えました。
というのも、100m走は誰が見ても結果は同じですが、フィギュアは見る人によって結果が違うからです。
ところが参考文献を調べると「寄席の持ち時間は10〜20分だがM1は最大4分、それゆえ100m走*」との事で、100m走の認識がさつきと異なっていた
事に気づきました。
さつきを知るには、本人の文章を読むよりも、本人が読んだ本を読む方が早く、さつきと一つになれました。
さつきの文章は深く広い話になっており、主張の根拠も明示されていて説得力がありました。
また参考文献を調査してみて、さつきの理解と自分の理解に多少の違いがあった事に気づきました。
* 塙宣之 中村計, 言い訳 : 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書 ; 0987), 55
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