おはスタ感想ページ
2025/06/18(水)
出演:木村昴、藤井由依、森島律斗、松丸亮吾、インポッシブル(えいじ、ひるちゃん)
おはガール:原寧々
スポンサー:小学館、BANDAI、ShoPro
今日のおはスタ!:1
今回の見所
おもちゃかお菓子か、おはスタにとってはどちらでも良いと考えた点が見所でした。
今日は「雨の代わりに降るならおもちゃかお菓子か」という視聴者投票を実施。
おもちゃもお菓子もどちらもおはスタのスポンサーであり、どちらが降ってもおはスタは潤います。
プレジデント 2025/07/04号を読了。
今週号のプレジデントを全雑誌関係者は読むべきです。
というのも、雑誌の現状分析と将来の提案について、非常に興味深い記事が掲載されているからです。
・おもちゃでもお菓子でも、おはスタにとってはどちらでも良い
・雑誌関係者にとって、今週号のプレジデントは必読
●おもちゃでもお菓子でも、おはスタにとってはどちらでも良い
おもちゃかお菓子か、おはスタにとってはどちらでも良いと考えました。
今日は「雨の代わりに降るならおもちゃかお菓子か」という視聴者投票を実施。
これはおはスタにとっては、全くどちらでも良いような投票でした。
というのも、おもちゃはおはスタにとってNo.1スポンサーで、食品もNo.2ぐらいのスポンサーだからです。
おもちゃが降っても、お菓子が降っても、おはスタのスポンサーが潤う事に間違いはありません。
「雨の代わりにスポーツ用品が降る」とかならおはスタとは無関係ですが、おもちゃかお菓子なら、どちらでもおはスタは潤います。
●雑誌関係者にとって、今週号のプレジデントは必読
全雑誌関係者は今週号のプレジデントを読んだ方が良いです。プレジデント 2025/07/04号を読了。
同誌における成田悠輔氏の記事は全雑誌関係者が読んだ方が良いです。
というのも、雑誌業界における、極めて的確、かつ、大爆笑な現状分析・SNSとの比較・電子化の失敗についての言及・提案がなされているからです。
現状分析として、「雑誌の衰退は自業自得である。」「雑誌が怠惰に時間を浪費している間、ゲームはFF16、動画はYoutubeやTiktokが出現した。」「生き残るために努力した雑誌は週刊文春ぐらい」と指摘。
SNSとの比較として、「SNSとは自分のために編集された雑誌である。(紙の)雑誌は自分のためではなく、どこにも存在しない平均的読者にカスタマイズされた雑なメディアだ。」と批判。
雑誌の電子化における失敗として、「スマホは雑誌を(紙のまま落とし込んで)読むには小さすぎる。(スマホ向けに専用設計された)小さなミニチュア雑誌を作るという方向性もあった。」「電子だからこそ可能なデザイン体験(半分書籍、半分映画のマルチメディア)を電子書籍界が追求していれば、電子雑誌が栄えるシナリオもあったはず。現状の電子雑誌は紙雑誌の読みにくい版」と酷評。
その上で、「雑誌業界復活への3つの提案」として「1.雑誌を石や金属に刻み、遺跡になる。 2.オブジェやグッズになり、カルト集団を率いる。 3.紙やスクリーンへのプリントをやめ、雑誌を動画化する。」としています。
「1.遺跡になる」とは、「諦めろ」という意味です。人類が滅びた後、遺跡を見つけたエイリアンにとって大きな価値になるという意味です。
実際、マイクロソフトは映画をガラスに刻んでいます。
「2.カルト集団」とは、ニッチを狙うという意味です。例えばちゃおなら、「あきらちゃん好き好き」とか言っている人達向けの、ニッチなグッズを販売せよという意味です。
「3.雑誌の動画化」とは、雑誌を紙やスクリーンに印刷するという思い込みを捨てろという意味です。これはある意味、コロコロをテレビ化した、おはスタが該当します。
成田氏の記事を読むと、雑誌が生き残る未来として、コロコロはおはスタがメイン、ちゃおはちゃおチャンネルがメインになるような気がします。
おはスタがメインとは、おはスタそのものがコロコロ本誌となり、コロコロはスマホコミック(縦に長いコマ割りの漫画)になる、という意味です(ちなみに、p62に掲載された表によると、2014〜24の電子書籍市場の成長率は、電子雑誌32%、電子書籍135%、電子コミック477%)。
ちゃおに関しても、ちゃおチャンネルがちゃお本誌で、ちゃおそのものはスマホコミック化です。
そのうえで、おはスタはおはガール、ちゃおはちゃおガールのグッズを販売すれば、ニッチ化もできます。
雑誌が生き残るためには印刷という思い込みを捨てなければならず、それができなければ、もうどうにもならないのではないでしょうか。

Amazon :プレジデント2025年7/4号
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