田植えの準備(その1)

田植えは6月の中旬頃に行いますが、田に水を引き入れる迄にしなくてはならない重要の仕事
がいくつかあります。

まず第一は、「きおこし」です。稲刈りの終わった田を掘り起こし、草が生えてこない様にします。
1回目は12月頃、2回目は翌年の4月頃、3回目は5月頃です。5月には元肥(1年分の肥料)
も与え、一緒に鋤きこむ。






左図はきおこし後の田

きおこし作業と同時に、畔の補強を行います。

モグラ等が畔にトンネルを作り、地盤が柔らかくなり、田に水を引き込んだ時漏れてしまう恐れが
あります。これを防ぐため、竹で畔の補強と土留めを行います。水路の確保を行います。


次回は、水の引き込みから、田植え、刈り取り迄をレポートします。(文責 日比)




左図は補強された畔と水路