竹林整備とBBQ

毎年四月のタケノコ掘りイベント後に竹林整備事業が急務の課題とクローズアップされ、五月に四回、六月・二回、七月・三回と準備作業が進められ、本日、漸く竹林整備活動の最終ステージとして切り出した竹の搬出が行われた


以前より竹林整備の大きな課題として切り出した竹の搬出に多くのマンパワーが必要であると判っていたが現在の会員数では実施困難な状況であった。しかし、本年四月のタケノコ掘りイベントに参加いただいたNPO代表からマンパワー提供の申し出があり、本日のジョイントイベントの開催に漕ぎつけた。

共生学舎からは9名。連携NPOからは大人11名、子供7名の協力を戴いた。











作業開始前の打合せ(当日の責任者は森島氏)




 【連携NPOのプロフィール

 主に週末土曜日の早朝から大阪市中央区難波の戎橋付近を清掃する地域活動を進められているグループで今回、共生学舎の環境保全活動をご理解 いただきマンパワーの提供をいただくことになった。29日当日は、大阪の清掃活動終了後に奈良へ移動され、他のメンバーと現地集合された。                                              

10時から今回の整備対象地域の切り出し済みの竹(約400本)を焼却処理指定場所へ片道150メートル距離を各自手で抱えて運び、その往復を繰り返すという作業を行った。30℃を越す気温の中、12時までの作業で当初予定していた地域以外の竹も搬出でき目標は達成できた。参加いただいた方々に感謝する。

熱中症対策と安全確保には万全を期した。車の通行を監視する専任者を設置した。又45分毎
に水分補給の休憩を確保した。
















坂道の上り下りは相当な重労働である。


昼は連携NPOのお手配でバーベキューパーティー(会費制)が設置されて大いに賑わった。大人たちはお互いのNPO活動の情報交換で、子供たちには、共生学舎から差し入れのスイカでスイカ割り大会で大いに盛りあがった。

竹林整備活動は決してこれで終了ではなく、毎年のタケノコ掘りに向けてタケノコ育成作業やそのイベント会場の整備、さらには周辺地域の景観保全に関わる広大な竹林の整備等、今後も企画実施の必要がある。今回の整備作業完了地域のメンテナンスを含めて次回の作業地域と整備内容を検討し本年11月に29年・秋のステージ開催を予定する。