正月(1月7日)の朝に春の七草や餅などを入れて作る七草粥、今年も高畑自然教室の皆さんが、当農園に七草摘みに来られました。
旧暦の正月は新暦の2月初旬にあたるそうです。私達、共生学舎も、七草粥を頂きました。
子供達も含め19名の皆様が農園を歩き回り、七草を採取しました。
田んぼ脇の水路で、「セリ」が採取できます | 田んぼの端で、「ホトケノザ」が見つかりました |
尚、七草とその意味は下記のいわれがあります。
芹(せり):競り(せり)勝つ
薺(なずな) :なでて汚れを取り除く
御形(ごぎょう) :仏の体
繁縷(はこべら) :繁栄がはびこる
仏の座(ほとけのざ) :仏の安座
鈴菜(すずな) :神を呼ぶための鈴
清白(すずしろ) :汚れのない清白
【高畑自然教室の報告書】
高畑自然教室の皆様 行事担当 依藤、六本、太田
寒波のもと「共生学舎」さんのご協力でならやまの田んぼで七草摘みをやりました。花散歩・親子体験活動、「くがねも 玉もなんにせむ まされる宝 子にしかめやも」山上憶良(万葉集)、7名ものこどもさんたちもスコップを手に収穫しました。
日本は古来よりこどもを大切にする国でした。七草摘み、若菜摘みも季節の行事、交際の場でした。雄略天皇(5世紀)の若菜摘みの歌:「籠よみこもち---この丘に菜つます児に---家聞かな 名こそなのらめ」---(プロポーズの歌)万葉集
なお以前から依頼を受けていた「共生学舎」の看板部材を提供しました。
今回の七草摘みではセリ、ナズナ、ハコベラ、ホトケノザ、ゴギョウを見つけることができました。ろくさろんに戻ってあらかじめ依藤さんが収穫しておいた七草で七草粥を用意していただいていたので、七草粥を全員で美味しくいただきました。
そして楽しい反省会、三馬先生グループの演奏会を楽しみました。
日時:平成31年2月9日(土)10:00 12:00、七草粥の会 15:00
参加者:依藤さん、林さん、中谷内さん、森田泰子さん、谷澤さん、宮井さん、西尾さん(文彦君、森彦君)、藤川さん、ばばちゃん、(希歩ちゃん、雄人君、真衣ちゃん、恵依ちゃん)、辰野さん、太田正美さん、木村さん(暁斗君)、太田 19名
「共生学舎」大東さん、他3名
七草粥の会から参加:酒井さん、木全さん、田島さん、鎗山さん、六本さん、共生学舎さん、三馬先生ご夫妻
セリ | 七草摘みの皆様 | |
ホトケノザ | 七草粥の皆様 |