「衾道乎 引手之山尓 妹乎置而 山径往者 生跡毛無」
  (巻2・212)柿本人麻呂  

「衾地を 引き手の山に 妹を置きて 山路を行けば 生けりともなし」
「衾路(このあたりの地名?)を引き手の山(竜王山)に愛する妻を弔ってきた・・・。
帰り道、哀しくなって生きた心地がしない・・・」
勝手解釈  愛する妻を亡くし、今、引手の山に葬ってきたばかりなのです。
肩を落とし、涙を流しながら衾道をトボトボと下っています。
引手の山を振り返りながら…

 「山路を行けば 生けりともなし」 生きた心地もしないわびしさ。
家に帰ってみれば、妻が使っていた木枕が外に向いていた・・・。
コース 2015/10/31 山の辺の道をハイキングしていて長岳寺手前の路傍でこの石碑を見つけた。
所要時間 天理駅から桜井駅までの山の辺の道=約6時間