「石上 振神杉 神成 恋我 更爲鴨」 
(巻11・2417)柿本人麻呂  
 「いそのかみ 布留の神杉 神さびし 恋をも吾は更にするかも」 
 「石上神宮のある布留、そこの神杉のように神さび、年老いての恋。そんな恋を今さらしている。まだ更にするかもよ」
  勝手解釈


柿本人麻呂ほどの人物もやはり人間、年取っても恋をしてるんだなあ。俺も頑張ろう。

2003.1.7 のニュースで「女子中学生が47歳の男性を550万円恐喝した」とあった。
恐喝のネタが援助交際だと。

万葉時代にこんなことはあったのだろうか?

恋とか愛とかは本来プラトニックというか、純情なものであり双方の気持ちが通じ合って成り立つ。
二人の間には直接の金銭取引はないものだと思う。
結婚の仲介としての仲人業はまた別のものである。

14歳の女子中学生が春を売り、そのことをネタにゆするとは・・・。

「布留」とは、御霊振り・振り動かすことで霊を招き返す意味らしいが、
袖を振るにかけて男女の愛が詠まれた」と。

万葉の時代の「布留の神杉」・・・いまの「天理市布留」という地名で石上神宮のあたりに残っている。


「石上神宮」は日本最古の神社といわれ、ここに神武天皇が東征のときの神剣が祭られている。
当時この神社は物部氏の武器庫だったとも見られている。

 
  コース 天理駅〜バス30分〜柳本小学校〜40分〜長岳寺〜40分〜萱生環濠集落〜80分〜石上神宮〜60分〜天理駅 
  *所要時間=5時間。 
   
 

2015/10/31
 大和ウオーキング協会行事で山の辺の道を歩いたとき、石上神宮へ立ち寄った。

 
楼門
 
七支刀

* 10:00 天理駅スタート〜10:00 天理教本部〜10:40 石上神宮 

 

2021/3/27 神宮の外苑公園のサクラが見頃というので車を走らせた。

柿本人麻呂 歌碑 

外苑公園

工事中の本殿

神鶏