「由布佐礼婆 比具良之伎奈久 伊故麻山 古延弓曽安我久流 伊毛我目乎保里」 
(巻15・3589)秦間満  
 「夕されば ひぐらし来鳴く生駒山 越えてそ吾が来る 妹が目を欲り」

2014/1/20撮影 山麓公園の歌碑
 

2019/12/19撮影 大瀬中学校の歌碑

大瀬中学校には南生駒駅から徒歩15分 
 勝手解釈

この歌碑も「生駒山麓公園・万葉のみち」で見ることが出来ます。(上段写真中央は大瀬中学校)

「ひぐらしがカナカナ カナカナ と鳴く生駒山の険しい山道を越えて走ってきたよ。あなたに早く早く会いたくて・・・。」
彼女に会いたい、どうしても会いたい・・・という歌が非常に多いですね。

「夕方になって生駒山を越えてきた・・・」ということは浪速の港は何時に出発したのでしょうか? 
朝早くからスタートして1日がかりの旅だったのでしょうね。

作者・秦間満は新羅に遣わされた遣新羅使のひとり。
浪速の港から彼女に会いたい一心で、走っているさまが私にも覚えがありますから、十分想像できます。

さあ、今宵これから・・・楽しみなことです。 勝手にしやがれ。

 
 コース 近鉄石切駅〜辻子谷コース〜興法寺〜山上遊園地〜宝山寺〜近鉄生駒駅 
所要時間  3〜4時間