この歌にも、おとこの執念が感じられる。
「逢いたい、逢いたい、どうしようもなく逢いたい・・・」と生駒山の岩根を踏み越えて奈良の都へ走って向かう。
会いたい・・・と思いつめたら恋する男は何でもするね〜。
燃え盛る男の情念!。
相手の女性は幸せだな・・・と思う。彼女も待って待ってひと月もふた月も待っていたのだろうか?
「おーい、今から会いに行くからな」と電話なりメールなりで知らせてからではないだけに、
突然目の前に彼氏が現れたときの「驚き」「うれしさ」「どうしましょ」「とまどい」はどんなだったでしょうか? 勝手にしろ。
それにしても、なにかにつけて、現代は簡単・容易に出来すぎるのとちがう?
苦労して手に入れたものには愛着も沸き、ものを大切にするのだがね〜〜。
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