「秋風 冷成奴 馬並而 去来於野行奈 芽子花見尓」 
(巻10・2103)  
「秋風は 涼しくなりぬ 馬なめて いざ野に行かな 萩の花見に」  
  勝手解釈


「秋風が涼しくなってきたな〜、馬を並べて さあ 野に行こう 萩の花見に・・・」

言葉どおりの解釈で、斜めには解釈できない。

当時の花見とはどんなだっただろう?
秀吉の醍醐の花見の大宴会、落語に出てくる江戸時代のはっつぁん・くまさんの花見、
現代の花見それぞれお酒がつき物になっているが・・・。

「馬なめて・・・」の馬はいまの高級自家用車だから、そうそうみんなが持っているわけではない。
それを並べていこうというのだから、「ええしのぼんぼんの集団」か?

話はそれるが・・・2003.8.19 JR高速バスの運転手が飲酒運転で逮捕された。
東名高速道路をあっちへフラフラ、こっちへフラフラ、
後の車がクラクションをブーブー鳴らしても分からなかったそうな。

己一人の飲酒事故ならまあまあ、許しもしよう。
大勢の乗客を乗せているバスの運転手でっせ。
JRはん、大変でんな。

当時の「花」は「うめ」とか「はぎ」であって、「さくら」ではないそうな。

「秋の七草を」うたった歌に
「萩が花 おばな くず花 なでしこの花 おみなえし また 藤袴 朝がほの花」
という山上憶良の作がある。


生駒・山麓公園の紅葉 
 コース  *近鉄生駒駅→徒歩30分宝山寺→徒歩40分生駒山山頂→徒歩40分暗峠→徒歩30分南生駒駅 
  *所要時間=2時間30分