草壁皇子薨去の際、舎人の挽歌。 軽皇子がこの宇陀の大野へ遊猟に来たとき、その父草壁皇子もこの地によく狩りに来たことを偲んで・・・。
「けごろもを ときかたまけて いでましし ・・・」
「着古した普段着を脱ぎ捨てて、狩衣を着る時節をずーっと待って行幸された、 宇陀の大野はこれからも思い出されることだろうなー」
宇陀はいまでも、「さあ、狩をするぞ」と言ったら出来そうな感じの土地だ。その名残か革産業も盛んだ。 歌にある「大野」の地名も「宇陀郡室生村大野」として今にしっかり残っている。
下に記している*推奨コースAを歩いた。 この時期、仏隆寺の彼岸花が真っ盛り!