株式会社 MIDS研究所
株式会社
MIDS研究所


                  京都 妙心寺本堂の天井絵

上の写真は、人間がこの世でいろいろな活動をしていることを天が観ているという哲学を示しているのではないかと考え
ています。 天に恥じない、常に正しいことを行っていかねばならないという、戒めの意味で、ここに示しています。


弊社所長御挨拶
 弊社は、経営コンサルタントを営む企業です。
 企業の活性化指導や、IT化、合理化提案と、実務の推進をおこなったり、マーケティング調査と分析、企業診断と経営計画の作成なを請負で行う企業です。
 もともと、流通業のコンサルタントとして、活動してきましたが、その経験を活かして川上の卸売業、製造業の企業に対するコンサルティングにも領域を広げてきました。

 生鮮食品スーパーや、製菓製パン小売業など商
品回転率の高い業種で成果を出しています。
 それは、会社名のMIDS(Marketing Information
Data for Science)、科学としての販売情報データ
の分析から経営を考えようとする視点からきています。

 今一つの視点は、顧客目線です。顧客の立場で商
業施設を見ていると、繁盛する施設かどうかが分かり
ますので、大型商業施設の評価も比較的正しく推計
することができます。

 近年では、製造、卸、小売のすべての機能を有する製菓・製パン小売業にフォーカスし、ネット化を進めています。 
 




弊社 所長近影  
 

弊社が、皆様にお伝えしたいこと
                          ■大型ショッピング・センターの開業

 流通業は、明らかに斜陽期に突入しています。
 人口動態において、少子高齢化が進み、人口の減少傾向がある上に、一人一人の生活必需品の消費量は減少しており、市場規模は格段に縮小傾向にあります。
 特に物的消費にこの傾向は顕著に出ています。

 商業施設の立地においても、有望な立地はなかなか見当たりません。したがって、立地条件からすれば、劣悪な状況でも、大手流通企業は、出店を止めるわけにはいかず攻勢をかけようとします。
 上の写真は、立地条件としては良くない場所に出店したものと弊社では考えています。
おそらく、経営効率は悪い結果となるものと考えています。

 アベノミクスで、経済成長が右上がりになるとの考えは、こと流通業では考えにくい状況にあります。
なぜなら、市場を世界に向けているメーカーに比べて、主として、国内市場を対象に事業を拡大する
ことは、基本的に無理があると考えられるからです。

 流通企業各社は、生き残りをかけて、M&Aや、企業合併を推進し、内部の経営資源の効率化に
よって、利益を創造しようとしています。それが今の大きな潮流のように思えます。

 限られたパイを奪い合い、生き残りを賭けた戦いが流通業界では行われています。
 中小の事業所は、その潮流に上手く対処しなければなりません。時として、M&Aによって大手企
業に、吸収されることになるかもしれませんが、それはそれで、従業員を路頭に迷わせることのない
特定の環境下では最善の策と考えなければならないかもしれません。

 是非「強み」を生かして、プラス発想で、この激動の市場環境下で生き残り策を見出してください。
それこそが経営トップの使命です。