平等寺

山の辺の道のそばにたつお寺で、聖徳太子(しょうとくたいし)がひらいたとつたえられ、 大神神社(おおみわじんじゃ)とも昔(むかし)からふかいつながりがあります。 境内(けいだい)に柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)の歌が書かれた石があります。

我(あ)が衣(ころも)色取(いろど)り染(そ)めむ味酒(うまさけ)
三室(みむろ)の山は黄葉(もみち)しにけり


〔自分のきているこの服(ふく)にそめてみたいほどうつくしい三室(みむろ)の山はいまもみじのまっさかり。〕
万葉集(まんようしゅう)7―1094

平等寺1
外から見える寺の様子
平等寺2
参 門
平等寺3
聖徳太子像
平等寺4
境内の様子