本体ケース

CS-588PRO

 CS-588PRO(内部・背面)

マザーボードになんのオーバーラップも無い

巨大な排気ファン
 ケースには、マザーボードの形状に応じて、AT用、ATX用、マイクロATX用等の種類があります。今回はATXマザーボードを使用するのでATX用の中から選択してください。

 店頭には、imacもどきのカラースケルトンのケースなども出回っており、どうしてもデザインで選んでしまいますが、自作パソコンではケースを慎重に選びましょう。

 まず、ボードとケース部品の位置関係が大切です。ミニタワー型はどうしても電源部や増設ベイがマザーボード取り付け部分と重なりあうので、CPUと干渉する場合があります。
特にBH6マザーボードと相性の悪いケースをよく見かけます。

 また、ベイの数を確認してください。ベイの数が多ければそれだけドライブを搭載でき拡張性が高いことになるので、なるべくベイの多いケースを選択したいものです。
 電源も、将来の増設に備えて、最低250Wは確保しておいたほうがよいと思います。

 ケースの開け安さも、チェックしましょう。パーツの交換やテストが頻繁な自作パソコンユーザーにとって、ケース開閉のしやすさも重要なポイントです。
 あと安物は、金属板のバリをとっていないことが多く、手を傷つけやすいので、よっぽど他の点が気にいった物でなければ避けたほうがよいでしょう。

 パルテックの4階にいけば、常時100台以上展示されています。普通の店なら壁際の棚にきっちりと陳列されているのですが、ここはフロアー一面に並べられているため、ケースの背面や内部をじっくり確かめることができます。
17,800 TWO TOP本店

  雑誌等では、ソンチアーのTQ-700MKII (17,800)を推奨する記事が多いのですが、今回私は、大型冷却ファンと、マザーボードサイドになんのオーバーラップのないこと、また電源が300Wであることにひかれ、サーバーライクなCS-588PROを選びました。正統派のデザインも気に入っています。ちょっと贅沢をしましたが、普及品なら10,000出せば十分です。
 ソンチアーTQ-700MKII