8月14日、やまびこホールおよび周辺里山で「花の里作り大作戦in向渕」を開催、県内から32組110名の親子連れと地元からの参加者約80名が大集合しました。

　向渕の夏の交流イベントも今年で第3回目を迎え、今回は、「花の里作り・第2の故郷作り」を目指して、ボランティア団体の「向渕さとやま遊友クラブ」が中心となり里山整備した跡地で水仙や彼岸花、カタクリの球根植栽に挑戦しました。地域の人たちの指導のもと、小さな子どもたちも、スコップで穴を掘り球根を植えると「綺麗な花が咲くように」と丁寧に土をかぶせていました。植栽するときに使ったスコップは、間伐した竹で作られたもので、環境教育の一環ともなりました。

 植栽が終わると、伐採された竹や木を使って工作体験をしました。その他、カブトムシ探し、洞穴探検、スイカ割りなどの多彩なイベントに、大人も子どもも時間を忘れて楽しく過ごしました。また、この日ために丹誠込めて作られたスイカの振る舞いや新鮮野菜の販売もありました。今回植えた彼岸花の球根は、早速この秋の彼岸に咲き始めます。これを機に、向渕と都市との交流にも芽が出て、地域活性化の花が咲き第2の故郷となることでしょう。