特定非営利活動法人奈良県腎友会


活動報告

恒常的通院支援支援制度の実現

<経緯>
・平成25年2月奈良県議会において、奈良県腎友会の「人工透析患者通院交通費助成に関する請願書」が趣旨採択された。
・平成28年には、奈良県と厚生労働省との協議において、地域生活支援事業の移動支援の対象に通院を含んでよいことになり、移動支援事業を基本とする奈良県独自の「恒常的通院支援制度」がまとまる。
・平成29年には、8月に実施要項が制定され、実施主体となる市町村への制度説明が行われた。
<制度の概要>
 ・国と県はこの事業に要する経費の3/4の範囲内で市町村に支援する。
 ・支援内容は、ヘルパーによる通院時の自動車などの乗降介護等で、補助の上限は月6時間以内。(運転の時間は含まれません)
<被支援対象者>
、@腎機能障害様で、障害者手帳の交付を受けている者
 A透析治療等のために、週3回以上、医療機関に通院している者
 B市町村民税非課税者であり、前年度の公的年金とうの収入金額及び合計所得額が80万円以下の者
 C通院する医療機関が送迎サービスを実施していない、又は相当な理由により通院サービスを受けられない者

奈良県腎友会では、実施主体となる奈良市をはじめとする市町村に早期実施の働きかけを行っていますが、2021年度末時点では9市町村となっています。


国会請願活動

 毎年10月頃から翌年の1月末にかけて、腎臓病患者の声を国会に届けるための国会請願の署名活動を実施しています。
 3月には全国から200名以上の代表が議員会館会議室に集まり、「腎疾患総合対策の早期確立を求めて」の40万筆近い署名を提出しております。  奈良県腎友会からも代表者を送り、奈良県選出の国会議員の方に署名を提出してきております。


臓器移植推進キャンペーンの実施

 

10月は「臓器移植普及推進月間」であることから、奈良県腎友会では10月の第1週の日曜日に、奈良県内の駅等の繁華街において街頭キャンペーンを行っています。
街頭キャンペーンでは、県民の皆さん臓器移植への理解を深めていただくためのもので、臓器移植に関するリフレットのほか、シンボルであるブルーリボンのバッジ等を配布しての啓蒙・啓発活動を行っています。 ボランティアを募集しております。実施場所等のご案内は、開催が決まりましたら、このホームページ等に掲載するようにしています。


CKD県民公開講座の開催

 

例年9月中旬頃に、国民病とも言われている腎臓病の患者の方々が透析に至ることがないよう、または少しでも導入を遅らせるための知識と情報を提供するために、腎臓病患者やその家族を対象に、専門の専門家をお招きして講演会を開催しております。
場所等のご案内は、開催が決まりましたら、このホームページのほか県民だより等の広報誌に掲載するようにしています。 入場は無料ですので、奮ってご参加ください。


女性患者の集い

 奈良県腎友会の女性透析患者に集っていただき、病気にまつわる悩みや生甲斐、趣味について語り合う活動を行っています。
軽いランチを取りながら、いろんな分野の専門の方をお招きしての講演をお聞きき、楽しいひと時を過ごしてもらっております。


定時総会の開催

年に1度、会員参加による定時総会を開催しています。
当該年度の活動布告、会計報告、来年度の予算審議のほか、新役員の選出等を行うほか、長期透析者の表彰、病院幹事等の紹介などを 行うほか、総会終了後には、専門の先生にお願いしての記念講演をしてもらっています。
       



会報誌「ばんび」の発行

 年に3回、会報誌「ばんび」を発行しています。

 奈良県腎友会の活動紹介記事のほか、会員に役立つ情報提供、会員からの声を掲載して、会員の交流の場になるように努めています。

 また、全腎協から隔月で提供されてくる会報誌「ぜんじんきょう」を配布しています。



リクレーション活動

年2回、パークゴルフ、カラオケ、散策などを催し、閉じこもりがちな会員が積極的に外へ出る機会を作るようにしています。


日帰りバス旅行の開催

例年、秋頃に日帰りバス旅行を開催しています。
毎年、会員とその家族の方が参加され親睦を温めていただいています。


特定非営利活動法人 奈良県腎友会
〒630-8001 奈良市法華寺町265-8 白樺ハイツ大宮II107号室TEL/FAX:0742-55-2554 E-mail:naraken.jinyu@kcn.jp