| どんな人たちが・・ |
| | 現在7人の訓練生を「ならのは職員全員」が支援員として支えています。社会人として先輩のはずの支援員が訓練生のこころの清らかさ、やさしさに慰められ、教わることがしばしばあります。「ならのは」での時間を共有することによって、共に成長できる場所です。 |
| どのような方法で・・ |
| | 「社会福祉法人ならのは」の運営を支えるバックアップセンターの一員として、建物のメンテナンスや厨房での食器洗い作業、介護補助、イベントコンサート運営と司会、喫茶ルームの業務を通して社会人として必用なコミュニケーション力の向上を図っています。 さらにならのは独自の活動としてコミュニケーション力向上のための学習時間を設けています。パソコン、写経、発声練習、文章の書き写しはほぼ毎日、イベントの司会やオーディオ機器の操作、ミュージックベル、朗読などは行事に合わせて学習しています。 |
| 何を目指して・・ |
| | ここ「ならのは」をご卒業されて社会人として自立して暮らしていかれること。そのためには何よりもコミニュケーション力、特に挨拶は大切だと考えています。言葉によるコミュニケーション以外に、お客様へのこころ遣い、植物や小動物への優しい気持ち、建物や環境に対する細やかな配慮ができる人になって欲しいと願っています。 自立した暮らしをするためには、時間管理ができることや金銭感覚を持つこと、交通・通信手段を使いこなせることも必要です。またアビリンピック(障害者技能競技大会)への参加などを通じてスキルアップや外の社会での総合的な判断力を磨く機会にしています。 現在、ならのは卒業生の進路としては・・・・奈良市内の牧場、医療施設、東大寺整肢園、リサイクルセンター、奈良国立博物館、奈良市内のレストラン、京都府下の作業所などに進んでいます。 あちらこちらで社会に役立ってくれている卒業生に会えるのは本当に嬉しいことです。 |