奈良動物二次診療クリニックでは獣医師研修制度を設け小動物臨床医の卒後教育を行っています。当院が専門的に診療を行っている、整形外科、腫瘍科、一般外科、CT検査についての研修プログラムです。参加いただくことで、臨床獣医師としてのスキルアップをお約束します。



 
整形外科カンファレンス

研修生による手術実習


米地院長

                                          


      

農林水産省が指定する臨床研修目標(*)に則り構成しています。
整形外科、CT診断、腫瘍内科、一般外科を中心に、アウトプットトレーニングをメインにした臨床獣医師としての総合力を養う研修です。一年間の参加で臨床獣医師として一回り成長できると思います。勤務獣医師だけでなく、副院長クラスや病院長クラスも参加する研修です。様々な年代、様々なキャリアの獣医師が参加するので学術的な内容以外にも多くの事を吸収できると思います。 多くの獣医師に参加してもらえるよう3コースを設けています。ご自身の生活パタンに合わせて研修内容や拘束時間を選択ください。.
農林水産省 臨床研修目標はこちら

研修コース  研修時間 研修場所  研修費   
 9時15分から17時30分  奈良動物二次診療クリニック 440,000円/年(税込)  
 
(フル研修)
毎週朝から夕方までの獣医師研修フルコースです。Aコースの研修生はCTゼミのプロコースを奈良動物二次診療クリニックでLIVE受講します。現場受講ということで、家庭教師の様に米地から直接CT読影を指導を受けることができます。またWEB参加では得ることが難しい生情報にも触れることができます。 獣医師研修における全ての動画コンテンツや手術、イベントに参加いただけます。ます。  
     
   11時00分から17時30分   奈良動物二次診療クリニック 264,000円/年(税込み)   
 
(ハーフ研修)
  CTゼミの受講経験がある方、CT診断よりも整形外科腫瘍科に興味がある獣医師におすすめのコースです。11時からAコース研修生と合流して研修を受けます。11時からですので朝から参加することができない生活スケジュールの方も参加しやすいと思います。手術やカンファレンスへの参加、整形外科や腫瘍科のトレーニングを受講いただきます。症例相談も行うことができます。Aコースと同様、動画コンテンツや全てのイベントに参加いただけます。  
     
    14時00分から16時00分 zoomを使ったWEB参加  132,000円/年(税込み)  
 
(WEBコース) 
  web経由で遠隔参加できる研修コースです。これまで沖縄県や北海道に在住の獣医師が参加しています。ネット環境さえあれば海外からの参加も可能です。 毎週水曜日14時から二時間、ZOOMを使って院内カンファレンスに参加します。Aコース、Bコースの獣医師と持ち回りで症例発表と海外論文発表を行います。研修内で行われた手術動画はCコースの研修生にも共有されます。奈良県まで来るのは大変だけども、これから学会発表などをしたい、常に情報のブラッシュアップを心掛けている獣医師向けの研修です。  
 

       一般研修 一日の流れ

時間 内容 補足
9:30~11:00 CT読影トレーニング(CTゼミ)
チャネルベット CTゼミナール
Aコース集合
・一年間でCT読影ができるようになるプログラム
・院内で生受講
11:00~13:00 手術/CT検査 Bコース合流
 術前カンファレンス
 手術/CT検査
 ワークショップトレーニング
13:00~14:00 昼食 昼食は各自持参してもらっています
14:00~16:00    カンファレンス
   1、海外論文抄読
/症例発表

   3、ショートレクチャー
Cコース合流
・前半は研修生による海外論文の翻訳発表
・後半は整形外科と腫瘍科の
レクチャー
16:00~17:30 トレーニングタイム ・整形外科や腫瘍科の実習
・症例ディスカッション
17:30  解散


CT読影

手術補助・見学

治療プランの検討

           整形外科プログラムは隔年実施です。2023年度、2025年度研修は整形外科研修年です
           カンファレンスの後半一時間を使って行うレクチャープログラムです
           上記は整形外科プログラムですが、同様の腫瘍科レクチャーも実施します
           Aコース、Bコース、Cコース、全ての研修生がレクチャーを受講することができます


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研修時間 研修場所  研修費 
 9時15分から17時00分  奈良動物二次診療クリニック  264,000/年(税込み)
 腫瘍科研修は腫瘍科症例に対する基本的な診断手順を身に着ける事を目的としています。ベーシックな内容で構成していますので、これからしっかり獣医腫瘍学を学んでいきたいと考えている獣医師にお勧めします。
午前は腫瘍科外来を見学しながら問診や検査方法について見て学びます。午後は研修生に持ち回りで海外論文紹介や症例発表を行ってもらい、その後に私が腫瘍学についてのショートレクチャーを行います。
これから
 
<腫瘍科研修の特徴>

1、細胞診に力を入れています
よく遭遇する腫瘍疾患について自分で判別できることを目標として、細胞診のサンプル採取やそのスライド作成、臨床家のための細胞診評価をお伝えします
2、アウトプットトレーニング
ご家族へ自信をもって説明できるよう、患者や家族とのかかわり方や治療プランの立て方についてディスカッショントレーニングを繰り返します


 
研修責任者
腫瘍科
米地若菜
 

     



研修時間 研修場所  研修費 
 9時30分から17時30分  奈良動物二次診療クリニック  529,100円/年(税込)
トイ犬種の橈尺骨骨折治療に特化した研修プログラムです。
毎回レクチャーとワークショップもしくは実習がプログラムされており、一年間を通じて基礎理論から実施スキルまでを身に着けることができます。実習はX線写真撮影方法に始まり、副子による外固定やロッキングプレート法、超小型犬に対する1.3コンベンショナルプレートまでカバーしています。
トイ犬種の橈尺骨骨折は近年最も多く遭遇する骨折タイプです。手術したいと思いながらまだ執刀に至らない意欲ある若手獣医師、これまで実施してきた手技を見直したいと思っている中堅獣医師は受講を検討ください。
これから
 
<整形外科研修の特徴>

1、一年間で手術ができるようになることを目的としています
 学会やレクチャーへ参加しても手術ができるようにはならないと感じておられませんでしょうか。この研修は研修生全員が一年間で手術ができるようにすることが目的です。自動車教習所へ通えば車の運転ができるようになるように、この研修へ参加してもらえればベーシックな治療について迷いなく実践できるようになると思います。
2、手術だけでなく術前管理や外固定治療までの包括的プラグラム
 レントゲン読影や手術などをバラバラのコンテンツとして学ぶのは効率が良くありません。整形外科研修では手術だけでなく、術前管理や外固定法までを包括的に学ぶことができます。座学で学び実習で知識や技術が定着できるようにプログラムされています。


 

研修責任者
病院長 米地謙介


     ■研修生募集■ 



 
 


奈良動物二次診療クリニックの獣医師研修についてご興味のある方は下記フォームから申し込みください。こちらから改めて研修要綱をお送りいたします。応募期間はいずれの研修も2025年1月20日までといたします。応募多数の場合は先着/選考となりますのでご了承ください

 獣医師一般研修 腫瘍科研修   整形外科研修
     

掲載日2024年11月20日


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