カキツバタは山の水辺に生ええる多年草で、しばしば群生する。この花は季節感に
満ちみちたみずみずしい葉の色合いと花姿が愛でられ、古くから伝統的な花材とし
て立華や生け花に用いられてきました。

カキツバタの名は、古代に花の汁を布にすりつけて染めたことから「書付け花」と称
され、それが語源となって「かきつばた」と呼ばれるようになったと言われている。