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茗荷悪尉(みょうがあくじょう)
Myouga-akujyou
眼尻やや下がり、眼の形が茗荷に似ているところから、この称があります。悪尉の中では怪異な表情であり、 「大悪尉」や「鼻瘤悪尉」と同じ使い方もされますが、「道明寺」の末社の神である白太夫のように人間味のかった役とか、切能「張良」 の、張良に軍略を 伝授するとぼけた性格の後シテ黄石公にも使われ、この時は、唐人らしく唐帽子に唐団扇を持って登場します。