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俊寛(しゅんかん)
Syunkan
鬼界ケ島に流された俊寛の悲嘆を示す面。
俊寛の面は、流島以前の相貌ではなく、成経・康頼が赦されて島を離れてゆくのに、わが身ひとり孤島にとり残される絶望感と憔悴が、よくとらえられています。 眉のつけ根につくられた皺状のみぞと、言葉を失ってしまったような口もとの作りが、この面の特徴となっています。