ギャラリーに戻る| 次の面を見る

眞蛇(しんじゃ)
Shin-zya


きわめて造作の大きな面、「道成寺」の赤頭の演出に用いられることが多い。 真蛇は蛇のもっとも蛇的なものであるべきはずですが、その区別はなかなかつきにくい。蛇より一層兇悪な表情を持った面を真蛇といったり、 全面金泥のものがあったり、肉色のものでも、彩色は全面一色とは限らず、全額部を白く、頬と鼻をうすい肉色にし、口から下をこい肉色と金泥とまぜた彩色にしたものもあります。