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大飛出(おおとびで)
O-tobide


見開いた大きな目、これもまたクワッと大きく開いた口が特徴。まさに陽性の神の歓喜の絶頂の姿であります。 大飛出の面について世阿弥は、怒れる菅相丞の霊が、ざくろの実をかっと扉にはきかけた面と語っています。 つまり天神の面と同様の用途だったと思われますが、今では「賀茂」の雷神など、陽性で豪快な神の役に用いられます。