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:老女(ろうじょ)
Ro-jo


この面は小野小町という平安時代の絶世の美人が年老いた姿を表す特定された面であり、姥と違って髪は白髪まじりの黒髪とし、皺はつくらず、眼は小さめながら上下にしっかりと開いて、 知的な視線を感じさせる。眼窩を大きく買って頬はこけ、鼻は小鼻が下がり気味にし、口も下向きで力なく、痩せ衰えた姿でありますが、どこかに気品を漂わせています。