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:母鬼 (ははおに)鬼面
Hahaoni-Kimen


奈良法隆寺所蔵 中世以来の伝統を誇る法隆寺西円堂修二会願日の鬼走りに使用されていたと思われる父、母、子3面鬼面が同寺に遺って いますが、いずれも肉厚く、大ぶりの忿怒相の面で、特に母鬼は表現のすさまじさは、数ある鬼面中出色のものであります。 奥行深く、肉取りが力強く、いかにも彫刻的なつくりになっています。鎌倉時代の作と思われております。 この作品は、各資料並びに法隆寺鬼走りで再確認し再び作成したものです。
この鬼面は令和5年10月斑鳩町観光協会様にお譲りました。