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筋男 (すじおとこ)
Sujiotoko


筋男は室町・桃山時代には、単に筋あるいは筋の男と呼ばれいましたが、相貌は、一見すると鷹に近いが、 目元や口の中から舌を出していないことなどかなり違いがあります。何よりも耳のうえのこめかみに静脈の 筋を彫り出ていることで、能面の名に筋という文字つく場合は、その相貌が、怒って緊張したことを意味しています。