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三日月(みかづき)
Mikazuki


三ヶ月とも書く霊系統のうち、神霊面としての代表で(高砂)の後シテの住吉明神役に使うのがもっともふさわしい。 三日月の名称の由来について、現在多くの人にみとめられているものに、こんな説があります。それは、古くから観世座の 名物面として有名なものですが、観世家には「三日月面、福来作。うすきの明神之御顔を打候由、観世三日月之うらに三ヶ月なりのほりつけ有之候」という言い伝えを残しています。