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べし見 (ペしみ)
Beshimi


奈良豆比古神社所蔵の能面・べし見 の写し。 本面は裏面に千草左衛門太夫作・応永廿季二月廿一日と刻銘がある。(応永20年は、西暦1,413年室町時代) 昭和52年5月20日付けで木造能面(べしみ)・奈良県有形文化財に指定されています。平成14年11月にはアメリカ、ロサンジェルス・カウンティ美術館で開催の「能装束展」(文化庁主催)に出展されました。 べし見は口角に力を入れて両唇を強く結んだ異相面で、人間に力を貸す鬼神などに用います。