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節木増(ふしきぞう)「銘松風 写し」
Fushiki-zo-


伝古元休作・靖閑写し
鼻右ふりで「雪」の型です。右側の頬骨を痩女ふうにキリットたてて、左側はふっくらとふくらみを持たせ、頬に丸みを感じさせます。従って口元も左は小面のふくらみと、ほっとした笑みをたたえ、右は増女のように高貴な感じの口元にするという彫り分けがされています。