Formula One 2008
▽Rd.17/中国GP
├上海
├全長:5.451km[56周]
├時差:-1時間
├1.予選(10/18-15:00)
├2.グリッド
├3.決勝(10/19-16:00)
└4.プレビュー&ダイジェスト
※時刻は日本時間
▽2008シーズン
└Point Ranking
■Rd.17
中国GP
☆予選
1.L.ハミルトン
2.K.ライコネン
3.F.マッサ
4.F.アロンソ
5.H.コバライネン
6.M.ウェバー ※1
7.N.ハイドフェルド ※2
8.S.ベッテル
9.J.トゥルーリ
10.S.ブルデ
11.N.ピケJr
12.R.クビサ
13.T.グロック
14.R.バリチェロ
15.N.ロズベルグ
16.D.クルサード
17.中嶋一貴
18.J.バトン
19.A.スーティル
20.G.フィジケラ
※1 (P06→16) エンジン交換により10グリッド降格ペナルティ。
※2 (P07→09) Q1セッション中におけるクルサードに対する走行妨害により3グリッド降格ペナルティ。
☆決勝
1.L.ハミルトン
2.F.マッサ
3.K.ライコネン
4.F.アロンソ
5.N.ハイドフェルド
6.R.クビサ
7.T.グロック
8.N.ピケJr
9.S.ベッテル
10.D.クルサード
11.R.バリチェロ
12.中嶋一貴
13.S.ブルデ
14.M.ウェバー
−1Lap−
15.N.ロズベルグ
16.J.バトン
17.G.フィジケラ
−以上完走−
H.コバライネン
A.スーティル
J.トゥルーリ
☆プレビュー&ダイジェスト
◇プレビュー(08/10/15記)
・ハミルトンがチャンピオンを決定する条件
日本GP終了時においてチャンピオン獲得の可能性を有するのは、ハミルトン、マッサ、クビサの3人である。
ハミルトンが中国GPで3位以上に入った場合、チャンピオン獲得の可能性が出てくる。
・ハミルトン vs クビサ
ハミルトンがノーポイント(84pt)で終わり、かつクビサが5位(75pt)以上でフィニッシュしない限り、クビサが最終戦に望みを繋ぐ事は出来ない。但しこの場合でも、マッサがクビサに10pt以上の差を付けた場合は、クビサの可能性は消える。
ちなみに6位(74pt)の場合、最終戦でハミルトンの優勝回数に並ぶ事が不可能であるから、クビサには5位以上が必要である。
・ハミルトン vs マッサ
次の場合にハミルトンのチャンピオンが決定する。
ハミルトン | マッサ |
1位(94pt) | 5位(83pt)以下 |
2位(92pt) | 6位(81pt)以下 |
3位(90pt) | 9位(79pt)以下 |
マッサの優勝回数がハミルトンより1つ多いため、ハミルトンが中国GPでチャンピオンを決めるには、11pt以上の差を付けなければならない。
・その他
3者のデータを比較してみる。
\ | HAM | MAS | KUB |
予選 | 3.1 | 3.1 | 5.3 |
決勝 | 4.6 | 5.3 | 4.4 |
完走率 | 93.8 | 87.5 | 87.5 |
優勝 | 4 | 5 | 1 |
表彰台 | 9 | 8 | 7 |
入賞 | 12 | 11 | 13 |
ポイント | 84 | 79 | 72 |
(予選は全出走分の、決勝は完走した場合の平均。完走率は%。優勝、表彰台、入賞は回数)
クビサは優勝回数が少ないためポイントも伸び悩んでいるが、決勝での平均順位は他の2人を上回っている。飛び抜けた速さはないが安定感はある。
逆にハミルトンとマッサは、完走しながらノーポイントに終わったレースが3つあり(クビサは1つ)、決勝でのレース運びや安定感に難があると言えそう。
・まとめ
上位2人に関して言えば、残り2戦の決勝を無難にまとめた方がチャンピオンを獲得する可能性が高いと言えるのではないだろうか。もちろんポイント上はハミルトンが優位であり、マッサにはプラスαが求められる。
クビサのチャンピオン獲得は極めて難しいが、不安定なハミルトンの結果次第では可能性が広がるかも知れない。
◇決勝ダイジェスト
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