さて、ここまでを簡単にまとめてみましょう。
男性はそもそも車やスポーツが好きな人が多いので、その点から女性に比べてF1が身近なものになりやすいと言える(「3.アイテム」参照)。
逆に女性の場合は、間接的にしろ直接的にしろ、F1と関連するようなもの(アイテム)が身近にはあまり無いケースが多い。
その代わり身近にいる「男性」が、ある意味でアイテム(F1への橋渡し)のような役割をしているとも考えられます(「2.人間関係」参照)。
そして一旦F1というものを認識した後、更に一歩のめり込んでいく力となるものには男女の差はなく、レースの中で繰り広げられるバトルであったり人間ドラマであるというわけです(「1.レースやドライバー」参照)。
というわけで、このアンケート結果から色々考えてみた結果、このように誰でも思いつきそうな結論に辿り着きました(笑)
あくまで一般論としての話ですけどね。
それから最後にもう一つ、アンケートからの引用をしておきます。
きっかけは、中嶋さんです。デビューから3戦で、2回の入賞!!日本人も、世界に通じるじゃないか!って思って見始めました。【男性】
ドイツでF1ブームが起きたきっかけは、ミハエル・シューマッハの活躍によるものでした。
スペインでブームが起きたのも、フェルナンド・アロンソの活躍がきっかけでした。
かつてのブラジルGPでは、セナがリタイヤすると多くのファンがその時点でサーキットを後にしました。おそらくTVのチャンネルもそれに連動していたことでしょう。
ちなみにこのサイトで一番アクセス数が多かったのも、佐藤琢磨に優勝の期待がかかっていた2004年のことでした。
こう考えると、やはりスター選手の存在は大きいなと改めて思います。
もちろんこれはF1に限らず、他のスポーツでも同じなんですけどね。