F1を見始めたんだけど、TV中継を見ていても良く分からないことがあるという方に丁度良いと思う本・雑誌を計4冊挙げてみました。参考にしてください。
これら以外のお薦め本については、「F1のまとめ」内にあります。
「F1の秘密 マシンの超技術から、レースの裏側まで」
(林溪清 著/PHP文庫/600円)
というように、F1を見ていてふと浮かんでくる疑問、TV中継を見ていて「あれは何をしてるんだ?」と思うような疑問、そういった色々な疑問が丁寧に解説されています。文章も平易で凄く読みやすく、気軽に読めます。
初心者どころか、僕のように20年ぐらいF1を見てきてる人間でも「知っているようで知らないこと」が沢山載っていて、思わず「へぇ〜」と言ってしまうこともしばしば。
値段も手頃で、またPHP文庫ということで、比較的入手しやすいと思います。
「川井チャンのF単 4th Edition」
(川井一仁・F単チーム 著/山海堂/通常版:1,365円、特別限定版:1,680円)
これは結構定番かと思います。F1中継によく出てくる用語を、辞書風の構成で解説しています。本格的なものとしては殆ど唯一の、市販されている用語集といえるかも知れません。
適宜図説が挿入されたり、人物の場合は顔写真もあるので、解説を読む手助けになります。
特別限定版では2006年のレギュレーション日本語版が付属しています。但し、これに関しては初心者向けとは言い難いため、用語集だけあれば良いという場合は通常版で充分かと思います。
ただ一つだけ難点を言えば、ソフトカバーではないので若干使いにくいかな〜ということですかね。あと、バトンの親父さんのことまで載せる必要があるのかとか(笑)
この本も比較的入手しやすいと思います。興味が湧いたら一度手に取ってみて下さい。
インターネットの普及した今となっては、雑誌の良さは、きっちりとレースを振り返ることが出来ることだと思います。
たぶん、F1を見始めた頃というのは、何故あのタイミングでピットインをしたのか、あのドライバーは給油回数が多かったけど、それは何故だったのか、あるチームのドライバーが急に変更になったけど、これは何故?というような疑問が浮かぶケースがあると思います。
雑誌ではその辺のおさらいや解説もあるので、まずは最初のとっかかりという意味でも、雑誌を流し読みしてみるのが良いんじゃないかと個人的に思います。
というわけで、2冊お薦めしておきます。どちらか好みに合う方を選べばOKだと思います。
「F1速報」
(ニューズ出版/480円)
毎回のレース後、4日後に発売。
「F1グランプリ特集」
(ソニーマガジンズ/690円)
こちらは月刊誌で毎月21日発売。