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■フリー走行(2007年版)
▽セッション
 金曜の午前と午後にそれぞれ1回ずつ(各90分)、土曜の午前(60分)に1回、合計3回行われます。

▽目的
そもそもフリー走行は何のためにあるのか。ざっと挙げれば、次のような目的があります。

・セッティングを煮詰める(タイヤの選択も含む)
・コースに慣れる(初走行のサーキット等)
・車の動作やコースのチェック
・サード・ドライバーを走らせる(後述)
etc...

要は予選・決勝の準備をする為のセッションというわけです。

▽サード・ドライバー
 金曜日のフリー走行に限りサード・ドライバーを走らせることが出来ます。ただし車を3台用意すること(3人のドライバーに1台ずつ車を用意すること)は出来ず、また1回のセッションで2人までしか走らせることが出来ません。

 例えばレギュラーA、B、サードCの場合に、フリー走行1でA、Cが出走すると、そのセッションにBは出走できませんが、午後のフリー走行2ではA、Bの2人を出走されることが出来ます(この場合、当然Cはフリー走行2を走れない)。そして車は、3人で2台を分け合うことになります。

 通常は、レギュラードライバーを休ませたいときや、テストドライバー、サード・ドライバーを走らせることによりスポンサーから資金を調達する場合、若手ドライバーに経験を積ませたい場合等に利用されます。

実際には下位のチームでサード・ドライバーが出走するケースもありますが、あまり利用されていないのが現状です。

▽その他
・周回数
 周回数に制限はないので何周走っても構いません。また、全く走らなくても構いません。

・燃料
 燃料の積載量にも制限が無いので、決勝1レース分の燃料を積んで走っても構わないし、数周しか走れないような少ない燃料を積んで走っても構いません。

・タイヤ
 金曜日に使用できるタイヤは、ドライタイヤの場合4セット(4本×4セット=16本)まで。更にこれとは別勘定で土日に10セット使用可能です。

・エンジン
 金曜のフリー走行においては、故障によりエンジン交換をしてもペナルティの対象外です。しかし土曜のフリー走行においてエンジン交換をした場合は、10グリッド降格ペナルティが科されることになります。


2007/10/08
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