倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓(はか)と言われています。前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)の中では最(もっと)も古いもののひとつです。また、邪馬台国(やまたいこく)の女王。卑弥呼(ひみこ)の墓ではないかとも言われています。約1800年前に作られ、長さは約280メートル、はば155メートル、高さ22メートルもあります。『日本書紀(にほんしょき)』には、あまりにも巨大(きょだい)な古墳(こふん)でとても人間の力だけでつくるのは不可能(ふかのう)なので夜は神が造った(つくった)という説話(せつわ)や、遠方より石を運んで古墳を築いた(きずいた)ようすが書かれています。