大飯原発差止京都訴訟原告団長 竹本修三 報告集 ______
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- 2020年9月8日(火)に京都地裁で第26回口頭弁論(裁判長交代に伴う更新弁論 )が開かれました。
●2020年4月から4人目の裁判長に代わり、9月8日(火)の裁判官は、裁判長:池田知子、右陪席:
光吉恵子、左陪席:荻原淳(京都地裁第6民事部)でした。
●当日、原告団より、下記2つの更新弁論がありました。
竹本修三(原告団長)「地震国ニッポンで、原発稼働は土台無理スジ」
福島敦子(原告団世話人)「水は清き故郷(ふるさと)でした」
このうち、原告団長の「地震国ニッポンで、原発稼働は土台無理スジ」という更新弁論 の
発表パワポ(5ページ)と講演要旨(4ページ)を示しておきます。
●当日の12:15から定例の裁判所周辺デモがありました。弁護士会館前正面入口を出発点として、
富小路通を北上し、丸太町通を西に曲がり、柳馬場通りを下がって戎川通を東に折れて、寺町通を
北上して、丸太町通りを西に曲がるコースです。
●14:30より京都地裁1階の大法廷で 第26回口頭弁論が開かれましたが、コロナウィルス蔓延の
影響のため、参加者は、原告席・傍聴席ともに、通常の1/3以下しか入れませんでした。
●14:30から鴨沂高校の北側の「鴨沂会館」で模擬法廷が開かれましたが、多くの人がそれに
参加してくれました。氏名記入者は 45 名とのことです。
●閉廷後、「鴨沂会館」で報告集会が開かれ、約75名が参加しました。
- 2020年1月16日(木):日本セカンドライフ協会関西の招きにより、講演会を開催しました。
場所:JASS十三イベント会場(〒532-0025大阪市淀川区新北野1-2-13明治安田生命十三ビル2階
講演者及び講演タイトル:竹本修三「地震国ニッポンにおいて原発稼働は可能か?」
第一部 「日本の原発と地震・津波・火山」(2016)について
第二部 本の出版以後の動き(2016〜19)
※第一部は2016年にマニュアルハウスから出版した本「日本の原発と地震・津波・火山」の
解説であり、このページの下の方に本の紹介があるので、ここでは省略します。
第二部の講演要旨(2ページ)は下記の青字をクリックしてください。
本の出版以後の動き
当日10:00〜12:00の講演会は、川ア泰弘さんをはじめ、計16名のJASS関西会員の方が、
熱心に聞いて下さり、活発な質疑応答がありました。
- 2019年11月24〜25日:災害対策全国交流集会 2019 in 神戸(チサンホテル神戸)
11月25日:第3分科会「福島原発事故と原発再稼働を考える」
(2)助言者からの報告:竹本修三「再稼働反対の取り組み」
再稼働反対の取り組み
講演要旨(2ページ)と発表パワポ(8ページ)
- 2019年10月29〜31日:日本測地学会第132回講演会
竹本修三「西日本の共役断層」
竹本修三口頭発表(10月30日)
講演要旨(2ページ)と発表パワポ(8ページ)
- 2019年9月15日(日) 松村昭雄氏(元・国連職員、ニューヨーク在住)の手紙
「退役海軍士官スコット・ジョーンズ博士の声明」
Dear Professor Takemoto
I am extremely pleased to convey to you the statement of Dr. Scott Jones,
a retired naval officer with extensive nuclear weapon experience, Special
Advisor to Senator Claiborne Pell.
A man of great insight describes the matter of the 50-year radiation impact
to all life on the West Coast.There are two issues we have to tackle that
1) the reality of the 50-year flow of radioactive wind and contaminated
water reaching the West Coast which causes damages to ecology and risk
to children, 2) The risk to children and women in Fukushima, and also
potential health issues to participants of the 2020 Tokyo Olympic games.
It is of critical importance that the IOC should conduct the independent
assessment on the radiation situation in Fukushima and Tokyo.
Yours truly Matsumura
(和訳)
竹本教授殿
ここに核兵器の経験が豊富な退役海軍士官スコット・ジョーンズ博士の
声明をお伝えできることを非常に嬉しく思います。
博士は元クレイボーン・ペル上院議員特別顧問を務めておられます。
洞察力に優れた一人として、 博士は50年にわたる放射線の影響の問題を
提起しています。 それは西海岸のすべての生命に対する問題なのです。
私たちが取り組まなければならない問題は2つあります。
(1)50年にわたって風と海流に流される放射性物質が西海岸に到達し,
生態系と子供たちのリスクを引き起こすという問題。
(2)福島の子どもたちと女性たちに押し付けられているリスクと、
そして2020年の東京オリンピック参加者にとっての潜在的な健康問題。
福島と東京の放射能汚染状況について、 独立した機関による評価をIOCが
実施すべきです。 これは極めて重要なことだと思います。
心を込めて 松村昭雄
- 2019年8月26日(月) 今年の地学教育研究集会が、8月24日〜25日に東大地震研究所で無事終了しました。
この集会は、2009年度に国際高等研究所で「大学法人化のもとでの地学教育の現状と将来」
という研究集会を開催したのが発端でした。
2010年度からは大学の共同利用研究機関の集会旅費を使わせていただき、地学教育研究集会を
毎年1回開催することができました。
2019年度の東大地震研における集会まで、毎年の研究集会の講演タイトルと講演者のリストを
次の添付ファイルに示します。地学教育研究集会
世話人や参加者の皆さん、長い間ご協力をありがとうございました。
厚く御礼を申し上げると共に、今後もよろしくお願いいたします。
- 2019年5月7日(火)「日本社会の民主的変換を求めて 大学人は訴える」(京都学研会)
表紙・目次・竹本修三:原発稼働ゼロへ(9〜10ページ)原発稼働ゼロへ
- 2019年3月1日(金) 松村昭雄氏(元・国連職員、ニューヨーク在住)の手紙
「福島核事故以来8年の記念日にあたって」松村:8年間の期間
- 2018年度修学院フォーラム「エネルギーを考える」第7回
日時:2019年1月13日(日)〜1月14日(月)
場所:公益財団法人 日本クリスチャン・アカデミー
関西セミナーハウス活動センター(左京区一乗寺竹ノ内町23)
運営委員長:小久保 正(中部大学教授、京都大学名誉教授)
このフォーラムで、私は1月13日に「日本の原発と地震・津波・火山」
という90分の講演を行いました。竹本発表抄録
講演者紹介
- 2018年12月5日京都アピール(安斎育郎・他)
「憲法9条改悪に反対し、安倍内閣の退陣を求める京都アピール」
事務局:中島 晃 弁護士
(市民共同法律事務所:京都市中京区烏丸通二条下ル西側 ヒロセビル2階)
- 第9回原発ゼロ京都アピール講演会
日時:2018年11月25日(日)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 末川記念会館講義室
講演者:竹本修三・安斎育郎・渡辺輝人・倉林明子
この講演会で、私は「大阪北部の地震後の若狭湾を含む近畿地方の
地震活動について」という講演を行いました。 紹介記事「京都民報」
- 松江講演会(島根原発差止訴訟原告団・弁護団有志)
日時:2018年10月07日(日)
場所:島根県民会館会議室(松江市)
講演者:竹本修三
講演タイトル:原発と地震・津波(万寿大津波)・火山 講演要旨
前・松江市議会議員の芦原康江さんが当日のFacebookのページに写真2枚をつけて、
印象を書いてくれました。以下に紹介させていただきます。
=====芦原康江(Facebook、2018/10/07) より引用=====
『今日は、島根原発の差し止めを求める原告団と弁護団で「原発と地震・津波
(万寿大津波)・火山」と題して、京都大学の竹本修三名誉教授をお招きして講演会
(学習会)を行いました。
竹本教授は 大飯原発差し止め京都訴訟の原告団長です。その訴訟の中で、津波
発生原因は海底活断層による地震だけではなく、大規模な海底斜面が崩壊すること
によっても発生すると、標高20mを超える地点まで到達した可能性がある益田市を
襲った1026年の万寿津波の例を挙げ、日本海に面する大飯原発前面の場合も津波
によるリスクが高いことを主張してこられました。
"地震予知は不可能だ"というお話から、西日本が太平洋プレートとフイリピン海
プレートの両方から力が加わっており、宍道断層は警戒が必要な断層であるなど、
たくさんのお話を聞かせていただきました。私たちの裁判は、こんなふうに様々
な専門家の皆様のお力を借りながら法廷で主張を続けています。』
下の左側と中央の計2枚の写真は芦原康江さんが撮った10月7日の講演会の写真です。
右側の写真は、私が10月8日に松江城を訪れた際に、近くの民家で見かけた原発まで
8.5qの看板です。これにはびっくりしました。
- 研究集会「地学教育の展望−来たるべき南海トラフ地震に備えて−」
日時:2018年8月25日(土)〜8月26日(日)
場所:京大宇治キャンパス・防災研究所連携研究棟3階大セミナー室、
(研究代表者:前田晴良九大総合博物館教授、受入教員:橋本 学 京大
防災研教授)。この研究集会で、私は8月25日に「2018年6月18日大阪府
北部の地震(M6.1)について」という講演を行いました(下記)。
発表内容、京都新聞の記事を含む。
- 京都民報(2018年7月1日)論壇・オピニオン(第5面):「若狭湾原発群と津波」
竹本修三
- くらし・民主・平和をまもる城陽懇話会・学習会
日時:2018年6月3日(日)14:00〜16:00
場所:鴻ノ巣会館(城陽市)
竹本修三:「予想される京都の地震被害」
※この学習会に関して、城民懇代表の岩佐英夫弁護士が
紹介記事を書いてくださいました。紹介記事
- 京都市東山区東高松町講演会
日時:2018年3月4日(日)
場所:東高松町町集会所
世話人:山ア正彦(東山区東高松町町内会長)
竹本修三:「京都の地震」図の説明
- 第35回自然科学懇談会
日時:2018年1月20日(土)13:30〜15:30
場所:京大楽友会館2階
講演者:竹本修三・京大名誉教授(大飯原発差止京都訴訟原告団長)
講演タイトル:「大飯原発差止京都訴訟における地球物理学的問題
−西日本の津波問題と共役断層について−」
竹本修三口頭発表(当日のパワポ =>pdfファイル)
資料:1026年の万寿津波について
竹本修三発表資料(1月20日)(pdfファイル)
- 第37回原子力発電問題全国シンポジウム:原発と裁判 〜学術の立場から考える〜
中京大学名古屋キャンパス1号館 (2017年12月9〜10日)
主催 日本科学者会議東海地区会議
日本科学者会議原子力問題研究委員会
竹本修三口頭発表(12月9日)
「大飯原発差止訴訟のとりくみ」 (集録18〜21ページ)
- 日本測地学会第128回講演会
岐阜県瑞浪市総合文化センター (2017年10月4〜6日)
竹本修三口頭発表(10月4日)
「日本の精密地殻変動観測に基づく短期的地震予知と原発稼働の問題」講演要旨(2ページ)と発表パワポ(10ページ)
- IAG(国際測地学協会)・IASPEI(国際地震学及び地球内部物理学協会)学術総会
神戸国際会議場(神戸)(2017年7月30日〜8月4日)
「日本における原発運転上の測地学的及び地震学的リスク」
竹本修三発表資料(8月4日)(当日のパワポ => pdfファイル)
「日本における原発運転上の測地学的及び地震学的リスク」
竹本修三口頭発表(8月4日)(英文・和文の要旨)
「日本における原発運転上の測地学的及び地震学的リスク」
- 大飯原発差止京都訴訟第15回口頭弁論陳述・竹本修三(30分)(2017年5月9日)
原告団長陳述
- 村田・元スイス大使=>菅 義偉 内閣官房長官への書簡(2017年4月7日)
=>世耕弘成 経済産業大臣への書簡(2017年4月10日)
菅内閣官房長官・世耕経済産業大臣殿
- 村田・元スイス大使の依頼に対する報告(2017年4月4日)、
事故後6年を経た福島第一原発の現状と今後
−とくに2号機問題について−
- 村田・元スイス大使=>安倍総理大臣への書簡(2017年1月31日)、
内閣総理大臣殿
- 村田光平・元スイス大使の依頼に対する報告(2017年1月10日)、
福島第一原発の将来
- 村田・元スイス大使=>安倍総理大臣への書簡(2016年12月15日)、
安倍晋三内閣総理大臣殿
- 科学カフェ京都 (京大理学部セミナーハウス)(2016年12月10日)、
竹本修三「日本の原発と地震・津波・火山」口頭発表要旨
「科学カフェ京都」例会150回記念誌(2018年3月発行)
150回記念誌
- 弁護団:野島断層見学ツアー(2016年10月30日)
野島断層ツアー案内
- 日本科学者会議分科会(京都深草・龍谷大)(2016年9月2-4日)、
竹本修三口頭発表「地震と活断層―熊本地震を含む」
- 弁護団学習会(京都弁護士会館)(2016年9月1日)、
弁護団学習会資料
1.大飯原発基準地震動の見直しの必要性について
2.西日本の日本海沿岸部の地震に伴う津波について
3.2016 年熊本地震の教訓
- 原水禁世界大会(広島)第2分科会(2016年8月5日)竹本修三口頭発表
「原発震災の可能性―地震と原発」
- 四国伊方原発と福井の原発再稼働阻止講演・学習会(2015年11月28日(土)午後 1:30〜4:30, (国労大阪会館)
−日本科学者会議第 21 回総合学術研究集会プレシンポジウムー
主催:日本科学者会議近畿地区会議
後援:原発ゼロの会・大阪/ 大阪から公害をなくす会/ 大阪民主医療連合会
竹本修三「大飯原発差止京都訴訟第8回口頭弁論の報告」:
−基準地震動856ガルの策定の欺瞞性−
基準地震動856ガルの策定の欺瞞性
- JEIN基礎科学研究所紀要(2015年9月10日)
竹本修三:大飯原子力発電所近傍の活断層の挙動に関する一考察
原著論文
- 学習会:高レベル放射性廃棄物の地層処分は可能か?(2015年3月29日、京都弁護士会館)
学習会資料集
- 竹本修三 原告団長談話 2015年7月24日原告団総会その他・談話
(2015年3月8日「原発再稼働は認めない和歌山集会」の挨拶を含む)
- 福島交流ツアーの報告(2013年11月26-27日)
下記原告団[資料]のなかにあります。 福島交流ツアー報告集
- ねっとわーく京都 2017年6月号 とーく(47〜54ページ)、
京都市職労 小林竜雄委員長との対談
- 人権と部落問題 2016年12月号 随想、
原発事故と人格権
- はんげんぱつ新聞 第440号 2014年11月、
可愛い孫たちのために
- 非核の政府を求める京都の会 ニュース 第161号 2013年11月15日、
街頭でも裁判でも原発のない日本をめざして
単行本「日本の原発と地震・津波・火山」
(マニュアルハウス)(2016年5月5日)
・本書の「書評」を見る本書の書評
※2003年6月30日(月)〜7月11日(金)に札幌市でIUGG(国際測地学・地球物理学連合)の第23回総会が開かれました。これは日本で初めて開催されたIUGG総会です。
このときに、外国から友人が多数京都を訪れました。IUGG総会前後の京都、IUGG総会開催中の札幌の写真を次に貼り付けました。お時間があればご覧ください。
2003札幌IUGG
下記もクリックしてください。
Created: Jan.01, 2017, Updated:Jul.02, 2018