最強伝説
私は風邪というものもほとんど引かず、寝込んでもせいぜい1日ぐらい。
もちろん大病もないし健康そのものの丈夫人間です。

が、しかし・・

そういう人に限って、オオゴトが起こった時に案外モロかったりして・・・とビクビクしてはいました。
「あの人は病気一つしたことがない」と言われていたのに、ぽっくり死んでしまう・・・よくある話です。「丈夫そうだったのに」「何事もなかったのに」・・でも大病で倒れる私・・あぁ本当の私はそうなんだわ・・きっとそんな日がいつか来る・・・と淡い期待を抱いておりました。

しかし最近の懸念・・・

・・・「ほんっとに丈夫かもしれない」

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それは29歳にして初めて抜歯を体験することになった日。もちろん麻酔も初。
抜くのは虫歯になりかけた親知らず。痛みも特になかったけれど、虫歯になっちゃったし、もしこの先子育てなんてものが始まったらそれこそおいそれと抜けないし、今他の歯のかぶせものが取れて歯医者に来ることになったのはなにかの啓示だったんだわ、と思い切って抜いてしまおうとお願いしたのです。

場所は下あごの一番奥。下の歯はアゴに直結してる為に頑丈で、抜歯後も痛みが残りやすく、その日はもちろん1週間ぐらいは痛くて物が食べられなかったという体験談ありで、私もかなりビビリました。

・・・こんな丈夫な体だったけど、麻酔が効かなくて、抜けなかったらどうしよう・・・
・・・血が止まらなくて貧血を起こしたらどうしよう・・・
・・・1週間、物が食べられなかったらどうしよう・・・

丈夫だと思った自分も、いよいよ死ぬ思いをするかも・・・(ちょっとワクワク

で、当日。
その日の夜は何も食べれなくなるということで、言われたとおり軽めに食事を済ませ、歯医者へ。
仕事が手につかなくなっても困るから、抜歯は金曜の夜。土日を過ごせば、月曜にはすこしは痛みも治まるだろう・・と金曜に抜歯を進められることはOLさんは多いようです。
麻酔の注射もあまり痛くなくクリア。麻酔もよく効いている模様。なにで射されてもなにほかんひまへん・・・
私の歯は横に二つに切られた後、ごりごりと抜かれ、縫われて終了。若干の血の味・・・

痛み止めの頓服をもらい、はひはひする他人のようなアゴを楽しみながら帰宅。
3時間ほどして、いよいよズキズキし始めたので頓服服用。まだ余裕。
オットには「あーん・・いたいよー」なんてちょっと楽しみつつメール。

あー・・・頓服も効いて来た〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あー・・・・・・・・・・・・・・・
あー・・・・・・・・・・・・・・・
あー・・・・・・・・・・・・・・・

・・・ハラ減った(爆)

軽い食事は18時前しかもサンドイッチ。現在22時。
頓服も3時間ぐらいするとキレるから、23時にはまた痛みもジンジン・・ハラ減りも最高潮。
あー・・・あー・・・・・・・・・・・、ラーメン食べたい・・・(笑)

空腹に絶えれなくなった私は、オットに「ご飯は食べずに帰ってきて」とメールをうち、ひたすらジンジンと血の味と戦う。
だって・・・この空腹では眠れない!!
早く・・早く帰ってきてオット!!!!

結局帰宅したオットと「横綱ラーメン」へ(爆)。
血の味と戦いながら、もち完食。

痛くて眠れない夜を過ごす人もいるらしいが、いつのまにやら朝まで熟睡。頓服も結局抜歯当日夜に一度服用したのみ。
土曜・・・なんだか痛みはかなりまし。うーん・・・これなら休むと言っていたテニスもいけるのかも・・・

そして日曜・・・ホントにテニスしました(汗)

月曜、消毒の為歯医者へ。凄く心配してくれている歯医者さんに「日曜になると全然痛くなかったんです。頓服も一服服用しただけ」と報告。
非常にビックリされてしまったので、さらに日曜にテニスしたことはさすがに言えませんでした。

そして現在、私の腹の中ではこあっきぃ(現・胎児名)が元気に成長中。
が、しかし、、恐れていたつわりは一切ナシ・・・・
初産なのに18週ですでに腹をポコポコ蹴られている感あり。

あぁ、やはり・・やはりそうなのカモ・・・。(頭の中ではシブガキ隊の『100%・・・SOかもね』ループ中)

しかしいざ!出産!!となった時に七転八倒の苦しみを体験するのかも・・・とまた懲りずにドキドキしておるのです。