融資の話：財形融資 　**--2002/3/5--**　←2003/7/30追記！

私達の主な融資先として考えているのは財形です。 さて、財形融資というのは、雇用・能力開発機構が事業主(勤務先）を通して融資する「転貸融資制度」と、 住宅金融公庫が融資する「直接融資制度」の2つあります。この点は重要です。 金利はどちらも契約後5年ごとに変化する5年固定金利制となっている、 と、まぁ、ここまでは良かったの ですが、なんと、前者の「転貸融資制度」だと、会社を退職した場合に一括返済しないとだめだという記述 を見つけました。 一括返済！！？？ 夫はまだまだ退職する予定はないですが、これから先、なにがあるかわかりません。将来転職などで、現在の会社を退職するという可能性もあります。。その場合、一括返済だなんて、、、ガーン・・・。 とりあえず社内の財形担当者Ｎちゃんに連絡です。 実際に財形を預けている銀行担当者では一括返済うんぬんはわからないもののやはり「転貸融資」である ことは判明。。ガーン、ガーン。 退職した後の話等は細かくはわからないと言われたらしく、Ｎちゃんは財形住宅金融（株）の担当者の方に 連絡してくれ、担当者は『いい機会だから』と、挨拶に来るので、Ｎちゃんから私も同席して話を聞いて みては？と提案がありました。（Ｎちゃんにも財形のことはさっぱりわからないし） あぁー、、転貸融資か、、じゃ、だめじゃん・・・。 と思いつつ、まだはっきり言われたわけではないのでとりあえず相談してみることに。 さて次の日。 やってきました財住金（株）担当者。 まず一通り、社内の人事担当者Ｎちゃんらに説明。その後、私と個別にお話をする時間をいただきまして 具体的に話を聞くことができました。仕組み的には、われわれ社員は、会社を通じて財形貯蓄取扱金融機関にお金を貯蓄します。で、その取扱金融機関→（資金調達）雇用・能力開発機構→（融資）財形 住宅金融（株）という図になり、私たちは直接、財形住宅金融（株）から融資を受けることになるので、会社を辞めたとしても、一括返済をしなくてもいいということでした。 会社と財住金（株）の関係はメンバー会社（出資している）という関係であるらしいです。なので転貸融資 ではあるわけです。 そして、『土地さがし１ --->>2002/1/23』で述べました土地だけ融資ですが、これもOK。融資の 時期などもありますので、土地に関して融資を受けるかは未定ですが、とりあえずこの件についても確認 できたので、良かったです。 ==2003/7/30　追記↓===================================================== 財形融資には2つある、と当時書きましたが、これは当時ネットからなどで調べた結果から書きました。ただ、最近財住金（株）のＨＰを見ていて、いろいろ判明したことがあるので追記します。 まず、財形住宅融資の窓口は2つではなく、４つあります。 よくＨＰとかに記述があるのはたいてい勤務先を窓口にする「財形転貸融資」と、公庫取り扱い銀行を通じて、住宅金融公庫を窓口にする「公庫財形」の2つです。私がここで最初に書いていたとおりです。 で、勤務先を窓口にする「財形転貸融資」というのはさらに詳しく書くと、事業主転貸融資制度を導入している企業に勤め、会社を窓口にして融資を受けた場合、会社を退職した時に一括返済しなければならない、ということなのです。これが私をこの時期に不安におとしいれたヤツです(笑) あとは公務員の方達が共済組合を窓口として申し込む形があります。これが3つ目。 以上3つまで書きましたが、大方の人は公庫と併用される方が多いというのもありますが、「公庫財形」で申し込みをされていて、ほとんどの手続きや仕組みが住宅金融公庫を窓口にしているわけですから、銀行さんも工務店さんもあまり迷うことはありません。 ところがうちは最後の一つ、財住金（株）を直接の窓口にしているのです。 これは勤務先を通じて財形をしており、勤務先が財住金の出資企業である場合の窓口なのです。で、これがほとんど前例がないらしく、この財住金（株）ってなんなのよ！公庫の財形とどう違うのよ！とゴネられたりするわけです。実際私たちも、銀行からさんざんいぶかしげにみられ、財住金（株）の申し込み用紙一式を取り上げられ、かなりうさんくさい目で見られました。 銀行ももっと勉強しておいてよね！！！！んで財住金（株）さんももっと広報活動しておいてよ！！！ 財住金（株）の窓口の場合もそうですが、どこを窓口を使うかで、若干手続き上の問題とかが違ってくるので、私もちまたのマイホーム取得ＨＰで公庫財形を使用している人とも記述が微妙に違う個所があったりして、？？と思ったりしてましたが、私のあやふやだった財形の謎がやっと解けました。 財形貯蓄をされている人は、自分がどこを窓口にするのか、確認されるとよいでしょう。財住金（株）を窓口にされるなら、私と同じ苦労をされるかも(笑) →財住金（株）ＨＰ