戻ル
うらめしの蘇州夜曲 --2002/1/10--
本日、2002年初レッスンです。
お教室についてすぐ。・・・こころなしか楽器が増えてます(笑) 先生はどうも中国にいけなかったとかで、楽器をせっせとつくってらっしゃった模様。で、いつものように軽く指ならし。音階を先生の通りに弾いていきます。
そして、最近もう一度練りなおされている、『蘇州夜曲』これがなかなか曲者です。音階事態はさして難しい指使いではありません。が、先生の弾く早さで弾くとごまかしがききません。しかも先生はチュウゲンという楽器を出してきて伴奏するもんだから、私のつたない音に自分でくじける始末。はぁ。
発表会が終ってから、厳しく指導をうけているのが弓使い。初めは小さくそっと入りそして段々と大きくなっていく、えっとクレッシェンドっていうことかな。今まではそれだけだったのに、初めに強く入って、静かになっていく情感。静かに入り、途中強くなり、また静かになるという情感。これが全然表現できません。ム・むずかしー!!!
二胡は弓使いが重要、70%とも80%とも。この弓使いをきちんとしないと情感豊かな曲に聞こえることはないですな・・・。きゃーーーーーー!!助けて!!弓を最後まで伸ばした時は、もっとひっぱられるように、二の腕から、持っていかれる感じで出さないとダメといわれました。うぇーん。あと、親指。弓を持つ方は軽く曲がっていないといけません。
はひー。気づいたらまっすぐになってたりして。でも以前はピンとしてたからそれにくらべたらましかな。
で、『蘇州夜曲』をそこそこに、つぎの課題である、弓を手首で打つ音。ガン・ガン・ガンと音を鳴らしていきます。これがなかなか手首でうてません。押す・引くの繰返しならなんとかなるのですが、押しつづけるとなんだか変になってしまうのです。ムムム。
その後、弓使いの話から、『ビブラートはどこまでいった?』というお言葉。そしてやってみる私。先生が弾く音階をおいながら、先生がかけるところで私も激しくビブラート。第3指は結構振幅も大きくとれるのですが、第2、第1指となるごとに、振幅が小さくなっていきます・・(涙)つづけるとダメだけど、一本ずつゆっくり始めるとなんとか振幅が復活。お正月に振幅に気をつけてちょっとやっておいてよかった。曲名を聞かないまま、そのままビブラートをかけながら、先生の弾いた通りに弾くこと数分、ある曲を。うねるような移動とともに、ビブラート。、、お!これはチェン・ミンさんの『燕になりたい』の最初の部分ではありませんか!!耳コピでひいてみたことはあったけど、そうか、、こういう移動なのか!と感動。
しかし難しい個所あり。(当たり前)先生、『これはちょと難しいナ』いやー!弾きたいッス!やりたいッス!
で、次の曲、前回レッスンからの曲。えっときっとこれは打っても漢字が出てこない気がするので、4部曲とだけ(汗)私は2部を弾きます。これを先生と一緒に合わせながら合奏。前よりも音程が安定してるとのこと、ムフ。教わった部分が短かったので、練習しておいた成果あり。はぁ。で、ちょっと新しい部分に入ったところで、レッスン終了。本日から私の後にレッスンが始まる生徒さんがいて、即退散。あー、後ろにレッスンが入っちゃうと、ちょっと延長ってわけにはもういかないのね・・・。
夜のビブラート  --2002/1/24--
先週、急遽先生が中国に行かれた為、久しぶりのレッスンです。
まず、いつもの通り、音階チェック。フムフム。先生が弾かれる名も知らぬ曲(笑)を追いかけつつ弓使いについて注意をうけます。どうも指使いに夢中になると、弓を引いたあと、押す動作の時に変わる瞬間に弓を投げることができません。そして押す時は手首はまっすぐではなくてひっこんでないといけません(あー、読んでもわからないな、このニュアンス。。。説明しずらい)しかし大分手首は柔らかくなってきたかと、・・・思ったりして。次にビブラートの練習。第2指(つまり中指)は大分『ワンワン(オンオン?』言ってくれるのですがやはり第1指の振幅がイマイチ。(わわわわわんわんって感じ(笑))で、先生「普通に弦の上に乗ってる時は軽く抑えて、下に下りた時に力をいれて」ほっほう・・・なるほど。自分で第1指がかかりづらから、つい力がはいっていて、ずっと弦を強く押してる感じになっているけど下に下がった時だけ強めに弦を抑えると確かに『オンオン』とビブラートがかかります。そしてそのまま『蘇州夜曲』に軽く入って、ビブラートをかけるところに気を付けながら弾いていきます。軽く2、3度。たまにある部分だけ戻ったりしながら。そしてその後、チェンミンさんの「燕になりたい」に入りました。難しい移動からくる独特のうねりを少し控えめに移動が少なく改良されてます。そしてそのまま今日はほぼサビに入る前ぐらいまでを教えていただきました。
今日弾いてみて、どうも私の高いレは、ミを弾くとつられて上がるみたいで、全体的に高いめ。
あと第4指(小指)で弾く音(D調の高いレとか)は指が長いせいで、これまた高いめになってしまいます。この辺注意です。はじめ静かに、中強く、また静かになるという弓使いは、怪しいものの密かに練習したので、なんとなく・・・なんとなくですが感じがでたかも・・・今日はそこでとめられることはありませんでした。

それにしても、ビブラート・・・。小さくオオカミが鳴いてるみたい。オンオンオンオンオンオンオンオン・・・・・・・・・
慰問にカモン!  --2002/1/26--
実は私、大阪北摂地方限定二胡グループ(笑)『摂津峡アンサンブル』(主催:ウエチンさん、主席奏者にこぷんさん、元北摂出身JUNKOさん)というバンド?に所属しておりまして、今度2月3日の日曜に老人ホームに慰問演奏に行くんです(ハラハラ)
ことわっておきますが、私は去年の4月から二胡を始めたばかりですので、まだ1年たってません。なのでこのメンバー内では静かにひたすら、外れた音を出さないようにと心がけている、そういうレベルであります。さて、楽曲も決まり、本日2回目の練習です。私は5曲弾きます。もちろんみんなで。一番の問題はJUNKOさんとデュオで演奏する『朧月夜』でしょうか・・・。最近低音のレと、ミの音が無様に響くのが気になっておるのですが、その音が結構でてくるのです。しかも二人。。私がミスると大きいですな。(後は四人なので、闇にまぎれるようにして弾くつもり・・・(ニヤリ)
先生曰く、弓を押すときに主に無様なのですが、弓の先というのは力がどうしても弱くなってしまい
(弓の先まで力が伝わらない為)音が不安定になりやすいのだそうです。・・・ナルホド。
私はボーッと何気に日々を過ごしておりましたが、なんと、慰問演奏は今週の日曜ではないですか!!こりはマズイ。。。。
で、こないだのレッスンの時、ずっと先生には内緒にしていた、今回の慰問演奏について打ち明けたらたしなめられるかと思いきや(勝手に弾いちゃダメ!とか、変な癖がつく!とか。。)なぜか激励。ちと拍子抜け。でも他の生徒さんでも、もっと習い始めの時期に人前で演奏をしている方が何人もいて、特に珍しいことではなかった模様。みなさん、結構大胆ね(笑)心配して損しちゃった。。
さてさて、老人ホームですから、聴衆の反応はもちろん静かなものでしょう。拍手もままならない方も多いはず。
これは4人でテンションを高めて、ある種勝手に盛りあがるしかないですな。。。。
でもソレに関しては問題ナシ?
スースースーダラダッダー、スラスラー・・・スイスイスイ♪  --2002/1/31--
今日のレッスンが終ってみて・・・。
・・・はぁ、なぜに弾けない・・・。
私はまだ音楽を語れるほど、また二胡について語れるほど経験があるわけではありませんが音楽のレッスンって自分の調子ってのに左右されませんか?
そんなに練習していなくっても、なんだか指が軽快に動いてくれて、『おっ!うまくなってるんじゃないの?アタシ!』とか大きく誤解し、はりきって次の週練習して、次のレッスンに望んだら、こんどはなんだか全然指がゆうことを聞かず『練習したのにな、、今回。なじぇ??』なんて思ったり。そんな時はちょっと落ち込みます。(調子に左右されないようになるのには、練習量が少ないせいでしょうケドね・・・でも、ありません?)今日は『蘇州夜曲』の後になんとひさびさ、『草原の歌』をやりました。この曲は12月の発表会で、うちの教室で一番うまいと思われる方が弾いた曲で、人気殺到。教室内でも希望者も多いと聞いている曲です。もともと馬頭琴の為の曲なので、二胡をいつも弾いている弓の調子とはまた違った感じで弾かないといけないんだとか。私はつい、二胡の調子で弾いてしまって、何度も注意を受けました。音符が続く盛りあがり場があるんですけどそこは密かに練習したせいか、、、、、、あんまりできず(笑)あで?なんで?
あと、この曲はF調なんですが、自分で弾いてるうちに音が微妙にズレて覚えてしまっているようです。はひ。その後、4部曲を先生と合わせます。これはいつも楽しいんだけど、今日はあんまりよくありませんねー。はぁ。『草原の歌』の悪い余韻をひきづっているのでしょうか。
その後チェン・ミンさんの『燕になりたい』。自習練の成果は・・・・、弓の間違い。ギャーーーーッ!!二胡は弓をここでは押す、ここでは引く、とちゃんと決められています。タブンそれはバイオリンとかも一緒なのでしょう。オケとかでもみんな弓の向きが一緒ですものね。そんなこと今まで意識もしてなかったけど一緒ということは全員がちゃんと意識して弾いているということです。で、何度もしつこく先生に弓の押し引きを確認。どうしてそんなにややこしいかというと、"スラー”があるからです。スラーはつまり、一度押すときに2つ音符を弾いたりそれが4つだったりする、アレです。この”スラー”が微妙に含まれるので、いつのまにか先生と弓が逆になるんです・・・。『はい、戻らないで、スラー!』とか言われて、弓に集中すると『音がずれてる』と厳しいおたっし。。。帰りのクルマではいつもチェン・ミンさんのCD(もちろん『燕になりたい』)を聞くのですが、今日は右手で弓押し引きイメトレ・・・。先生の『運転、気をつけてね(笑)』とのご心配通り、左手の片手運転って苦手ってのもあってまじで事故りそうだった。。あかん、このスラー、、、、くそー、、スラーが、スラーが・・・。
営業終了  --2002/2/3--
本日、摂津峡アンサンブル初営業に行ってまいりました。人前で演奏をするのは、発表会以来です。ご年配の方が多いので、老人ホーム慰問経験者の方からのお話であまり反応はないかもしれないとのことでしたのでみんなで勝手に弾いちゃいましょうとのことでしたが、童謡中心の選曲のおかげもあってなんと口ずさんでいただけました。手拍子の方も、またあとでお話を伺うと涙ぐんでいた方もいらっしゃったようです。わたしはつたない演奏技術でもありますので、恐縮しながら弾かせていただきました。ホームの方も職員の方も本当にお気を使って頂いて喜んでいただけたようでしたので、参加できてよかったなぁと心からおもっております。
曲目は、「八月桂花遍地開」(中国の曲)「たきび」「春の小川」「ふるさと」その後メンバー紹介で、JUNKOさんとのデュオで「朧月夜」。でにこぷんさんのソロの「知床旅情」ウエチンさんのソロ「夏の思い出」でJUNKOさんを除いた3人で「蘇州夜曲」最後に再度4人で「浜辺の歌」でした。(浜辺はウエチンさん力作プログラムに、歌って頂けるように、歌詞入りでした)
二部で童謡を弾くと本当にきれいですね、童謡って。次回は四部曲なんてとてもきれいだと思います。アハハ。次が決まっているわけではないんですけどね。本当に楽しかったです。
少し間違えたりもしましたが、それもまた愛嬌ということで(自分で言うなって!)、弾きながらも「あぁ、後少しで終わってしまうもっと弾いていたいな」と思ってました。へたくそでしょうが、でもこういう場は本当にいい刺激になり、またこういう活動をしたいなぁと感じています。
テンポに進歩!?  --2002/2/7--
今週は営業の練習以外にまったく練習してなかったので、ドキドキしながら、先生にばれなきゃいいなと思いつつレッスンに臨みました。ところが、音程の狂いはない(今日だけか・・・)。しかもなんとか弓もさまになってきた気がした。いや、こういうのは調子なのかもしれないので、侮れないのだがすこぶる調子がよかった。レッスンの最中にもなぜだろう・・・と考えていたが、やはり営業の成果なのだと思う。営業で弾いた曲は比較的難しいテクニックなどもいらないし、またソロでもないので、はっきりいって、技術どうこうではなかったのだが、しかしあの営業の前日の練習ぐらいから、集中力が高まるというのを、感じていた。そしてその集中力の中で演奏をしたことがなんだか自信につながっているような気がした。演奏への意識が少しかわったのだろうかとも思う。もちろん根底はもっとうまくなりたい、だし、やっぱりまだまだだぜ!!っていう、1年未満の素人の人間の気持ちなのだが、しかし、なんだかあの営業でみんなに喜んでもらえたんだという感動が楽器に向かう意識を変えたような気がするのだ。オーバーかな。
さて、本日はまず『蘇州夜曲』これです、これ。音程がちゃんととれてるといわれたのが。まー、この曲は営業でも弾いたのですが、営業では、ポジションが違うんで同じ場所で弾いていたわけではないんです。そしてその後『草原の歌』今日は最初の最後の部分をならいました。トリルと滑音がはいるので、雰囲気をきちんと表現しないといけません。なかなかこれが恥ずかしくってできない。よくピアノやバイオリン等の楽器を弾く方が陶酔した感じで揺れたりしながら弾いてらっしゃいますが、あれってほんとにあぁなるもんなんですよ。。私は傾きつつなんだけど(笑)。でもね情感を込めるってやっぱりあぁなっちゃうんですよねぇ。でもそれが先生とふたりっきりだとかだと恥ずかしいんですよねぇ。いやそんなこといってる場合じゃないんだけど。丁度英語などの語学をならっていて。それらしく発音するときのあの恥ずかしさに似ています。で、その後新しい曲に。『五更調』という、G調の曲です。しかしこれがテンポもむずかしいし、指使いもややこしい。決して難しい曲でもないのでしょうが、テンポと弓の調子が肝心。まさに今の私のためにあるような曲。私、テンポを自分で保ちながら弾くの苦手なんですよ。リズム感がないのかな…。
即退化・・・(笑)  --2002/2/14--
今日はバレンタインですヨねぇ。。。会社でチョコあげない宣言をしている私は、義理チョコを買ってなかったんですけど、先生に買っておけばよかったと、レッスンが終って後片付けをしている時に気づきました(笑)・・・。義理とかなんとかではなくって、感謝の気持ちで渡すベキだったのだろうな・・・。ふぅ。さて、今週は土曜に少ししか弾いてませんで、見事にその結果がレッスンにあらわれましてねぇ・・ショボかったッス。1週間ぐらい練習しなくてレッスンに望んで、あれ?うまくいったぞ、、ということはあるかもしれないけど、2週間満足に練習しないとてきめんですね…。弾けないとかじゃなくて、指が動いてくれないんですよねぇ。それがまた、『ここ苦手なんで』っていうレベルではなくって、二胡仕様になってない指をいかにもってくか=いかに弾いてなかったかってのが、多分先生にはモロバレだと思います。タハハ。今週末はたまっていた掃除にテニスに、不動産と建築家めぐりで、ハードスケジュールで、3連休もドタバタと終ってしまったしなぁ、、主婦は忙しいのだよ…ヨヨヨ。(すべて見苦しく暑苦しいいい訳)
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今日は『短歌』をやって、『大坂城○○娘?』(←スンマソ、あとで訂正します)『五更調』をやりました。すべて今日で終り?ってな感じです。先生曰く、これからは短くても沢山の曲を覚えていきなさい、、とのことです。ということで多分これからスパルタのように楽譜を見せられて、ぜーんぶちょっとずつかじって、次の週、どの曲を弾くかわからないという恐怖のレッスンがきそうです。。。2、3曲、または4、5曲同時進行なのでどれもまんべんなく練習せねばなりませぬ。。しかも、この曲うまくできたのにっていう曲にかぎって、その次のレッスンでは流され、やらなかったなんて悲しい事態にもなったりして、かなりバクチな世界なんです。ザッツ、ロシアンルーレットレッスン、、あけてびっくり。あぁ、、、これ、もっとやっとけばよかった、、みたいな。黒ひげ危機一髪レッスンでもいいや。。。まさにそんなレッスンなのです。。

さてある有名二胡サイト掲示板(笑)でうわさになっていた模様の『光明行』という曲がどんな曲だろうと思って先生に聞いてみたら先生が私に少し教えようとして、諦め(?)、大分やっていなかった曲だと判明しました。
大分以前のレッスン日記で名も知らぬ曲と書いていたうちの一曲です。もう一曲も有名な曲「空と鳥がどうだか」(有名なのに覚えてないのか・・・)という(笑)曲でした。すんません、曲名はあとでちゃんと書きます(汗)。この空と鳥がどうだかという曲はですね、実はCDで持ってましてでも最近チェンミンさんのCDの『燕になりたい』を延々ループして聞いてたんでわすれてたんですよ、、で今日久しぶりに違う二胡のCDを聞いたら、『あ、、これちょっとさわりをおしえてもらった曲だ』というふうに判明しました次第です。で先生に今日その話をしたら、『光明行』は最後の方まで教えてもらって、この2曲は以前私がもらった二胡の教本にあるから、やっておきなさいとのことでした・・・。先生、『載ってなかった?』っておっしゃってたんで勝手にやっててよかったってことなんでしょうねぇ・・・。いかんいかん。。いろいろ研究していかねばならないのかしら。。うひー。。。なんだか、また難しくなって来たぞ・・・。で、チェンミンさんの話をしたので『燕になりたい』を少し見ていただいて、練習方法を教えてもらいました。今週は絶対練習しよう!!(信頼性にかける決意)そういや、先週、先生が、チェンミンさんの声と私の声がそっくりだって思ったとおっしゃってたんですが・・・自分じゃわからないんですけど、どうなんだ!?一般ピープルがだれでもそうであるように、私も自分の声って『うげ、変な声』って思ったくちだから、もしそうならとってもうれしいんだけど・・・。
私の声で思い出して、『燕になりたい』がレッスン曲になったのかな。いや、ちがうか(笑)
あ、そうだ、、お菓子とジャスミンティを頂いていた時、先生にまじまじと見られて、『うまくなりましたね』とでも言われるかと思いきや、『ちょっと太った?』(爆)
・・・・・レッスンってそんなとこまで見てくれるんっすか?!(←ちょっと壊れてる)
ショックだった(笑)。先生、日本人に限らず、女性にそんなこと言っちゃダメよ・・
弓に翻弄・・・  --2002/2/21--
今日は実は自宅の排水溝の掃除の立ち合いの為、会社を休みました。有給あまってるからとっとかないと3月で3日も消えちゃうので…。うちの会社(うちの部署)で一番やりやすいのは、有給が取りやすいことかな・・・とまぁ、そんなどうでもいい話しはおいといて、今週は土日に練習があまりできなかったので、平日の夜に、消音機をつけずに、ひたすらレをゆっくり丁寧に弾く練習と、音階がずれないように、簡単な曲を弾いて位置の確認をしました。で、今日も昼から練習をして、レッスンへ。
最初は『燕になりたい』です。まず最初の部分から、早くこの曲のテンポですばやくポジション移動しながらきっちりビブラート。この曲は比較的指使いはむずかしくないのですが、気になるのが音のズレ。なんどか第2ポジションと第1ポジションの間をいったりきたりするのですが、先生はちゃんと磁石のように、正しい位置に指が吸いつくのに、私の指は千鳥足の酔っ払いのようにふらふらしてます。いけません、イケマセンよ!!
その後、『五更調』のおさらい。ここで私の今の壁出現!!今までは静かな曲が多かったので、静かに入って段々大きくなるという弓の調子でしたが、この曲や『光明行』では、弓の力強いスタッカートといいますか出だしの音のキレが要求されるのに私の弓はその強弱や出だしの「カッ」って音が出ない。先生に何度も注意されて、落ち込んじゃいました。あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・。弓を手首でうちながら、「ガッ、ガッ、ガッ」って弾くのって難しいんですよ。ただ強くすればいいってもんじゃないし。。『五更調』の曲も最初は先生に言われたとおり、弓も力強く出だしがでるんですけど、段々ひいていくと弱くなっちゃってただ弾いている感じになっちゃうんですよね。でも私にとってすれば、音程がズレないように、左手に集中しちゃうと弓がおろそかというか、弓にまで気がまわらなくってどうしても単調になっちゃってるわけです。先生には、楽譜を見すぎて考えながら弾きすぎてるといわれました。曲を覚えて、弓ともっと真剣に向き合ってひかなきゃダメだそうです。うーん。。。真剣なつもりなんですが、このつもり・・というのではダメですねぇ。やっぱり。
弓が単調になってくると、それはだらだ弾いていると先生にはうつるのでしょうか。
むむむむっ。。これは難関。もともと私は弓の力が弱かったわけですが、あまり強くしすぎると音がにごったり、キーンって言ったりするんで慎重に弾くと、力強さがなくなって…。ただ力強くだと、確かに音がにごるわけですよね。ただ全般的に私の性格というか、クセがでてますね。こぎれいにまとめようとしてしまうんです。
だから強くやってにごるとヘコむ。んで避けてるってのが根底にありますね。ちょっと音がにごったぐらいでくじけてるといつまでたっても、弓の強弱や、力強さが表現できなくて、単調で退屈な音色になってしまう気がします。
力を入れるところではちゃんといれてそれでも丁寧に弓が弦と触れるように、また音階もズレないように、何度も何度も練習しないといけません。もうこれからは、練習不足だとついてけないだろうなぁと思いますね。。
今日は必死にやっていたから、お茶飲めなかった(笑)。終ってから先生が、慌てて「あ、お茶、お茶。のんでってください」だって(笑)。『光明行』も最後の方まで教えてもらって、楽譜がなかったので、先生に本を借りて帰りにコンビニでコピー。玄関におきに行ったら次のレッスンの人(まだ始めたばかりの方)の音色が。あぁー懐かしいなぁ。あんな時期もあった(笑)
軽快リズム  --2002/2/28--
先週、私がへこんでいたのを先生も敏感に感じていた(かどうかはわかんないけど)のかして、今日、お宅にお邪魔したら、まず楊琴という、これまた中国の楽器を教えてくれました。いつもはカバーがかかっている楊琴が、今日は珍しくカバーを外されており、私が少し楊琴のをしたこともあってです。楊琴も手首が重要ということで、しなやかに、それでいて強く叩くとよい音が響きます。これまた楽しそうな楽器です。
さて、ひとしきり音階をならってしばし談笑。今日は先生も楽しい雰囲気を心がけてくださっていたのかも。。なんだか今日は笑顔です。いや、いつも怒ってるわけではないですよ、、、あしからず。
さて、今日も『光明行』からです。CDで本当の長さをやっと確認できた私は(笑)、バリバリやる気です。
だって先が長いんだもん。。(笑)先週へこんだから、練習もがんばってやってきたし!
で、まず、先生に聞きたかったこと、それは私の弓の持ち方が悪いんでないかという疑問です。この曲で弓をガッ、ガッと弾く技法を連頓弓といいますが、内弦がなんとかできるようになっても外弦だとどうしてもダメ。
なんだか手に変にちからを入れてしまって、手のひらがいつも筋肉痛になっちゃってた感じでした。でも本当は手首をつかって打つんだから、手首がだるくなるはずなのです。
その辺の疑問を先生にぶつけてみて、先生にみてもらったら、どうも外弦の開放弦で連頓弓をする時はちょっとドライバーで左にひねるような感じで、クイッ、クイッと軽くひねるような感じで打つんだそうです。なるほど。
弓の持ち方には特に問題はないようです。そうか、じゃ、今週はこれでまた練習しよう!!
で、実際今日進んだのは、曲の半分ぐらいまで。軽快なテンポの部分がはいります。私は弓を一杯一杯までつかって弾くことをしないので、音もきれてしまいますが、その変を注意されながら、今日はとりあえずゆっくりとしっかり連頓弓で弾く練習をしました。音階はそんなむずかしくないですが、D調からG調になったり、第1、第2、第3換把(ポジションということ)に移動します。これを音程をずらさないように、きちんと弾いていくようにと言われました。特に第3換把の時、私の第1(人差し指)・第2(中指)・第3(薬指)の間隔がひろくなっちゃって
音程が微妙にずれるのは要注意です。
ということで今日ならったところはしっかり練習しておくようにとのこと。よぉーし!今週も頑張るぞ!!
あと、連頓弓が苦手な私の為に、先生がぴったりの曲を見つけてきてくれました。お稽古本の練習曲でしょうか。
その曲の練習部分と、練習の注意点を聞き、今週からの練習に加えることに。
そして最後にビブラートの確認がてら、『燕になりたい』です。ビブラートをかけつつ、一緒におなじテンポでついて弾きました。テンポができたら、これで更にキレイに丁寧に音程を狂わせないで弾ける様にならないと。
この曲の最後まで運弓をならいました。どこで押してどこで引くのかを確認。
今日のレッスンは楽しかったです。やはり練習が不可欠だなと感じました。週末も練習がんばろう!!
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