戻ル
今年度最初のレッスン  --2003/1/7 --
2003年最初のレッスンは合奏レッスンです。
初めての場所なのですが、わかりにくい場所じゃないから、、と思って安心して行ったら、梅田中心とは思えないほど静かな所にソレはありました。ひゃー、、これはわかりにくいかも(笑)
案の定、レッスンが始まるちょっと前にまよってらっしゃる教室の方から先生に電話。途中で私が交代して、ご説明しました。
「えと、、○ビルと○○の間をずっとまっすぐ歩いてください。どれくらいっていうのは、ここじゃないんじゃ、、と不安になるぐらいです」
とまぁこんな感じのところにレッスン場所はありました。先生、よく見つけられましたね。

今日は何人ぐらい来ているだろうと楽しみにしていたら、5,6人でした(笑)皆さんご都合がつかなかったのでしょうか。さみしぃー。
2003年はこんなスタートでした。

さて、今年度は10月が発表会で、それにむけて基礎をみっちりやりつつ、合奏の曲を充実させる為にどんどん発表会の曲の練習をしていくのだそうです。そして中国で先生が、中胡・板胡・大胡・中ゲンなどを購入してきたので、二胡以外の楽器もどんどん増やしたいそうです。沖縄のサンシンもあるとか・・興味シンシン(さむ)

とりあえずこないだの個人レッスンの時におっしゃっていたように、初期の頃は基礎6割・発表会練習4割ということですので、音階練習から始めます。
すでに黒板には音階練習用の譜面がかいてありまして、それをひたすら練習です。ポイントをみっちりしごかれながら。音階はD調の第1把位と、同じ音階の第2把位です。(1オクターブ上)
指の並び、伝統的な位置と新しい位置でのポジション確認など。
伝統的な位置というのは、第1把位から移動する時、第一指はドかソの位置にいる、というもの。新しいポジションとは、第2把位のミは第三指ですが、そこを第一指で押さえて、ミファソを手をすぼめて第一・第二・第三指で押さえるというものです。

次に揉弦。
揉弦はもちろん左手で弦を揉むのが重要なのですが、しかし重要なのは弓が止まらないこと。揉弦用の音階を習い、まず、一回。そして二回、と大きくビブラートをかける練習です。弓が止まらないようにビブラートの後も弓を続けて弓の最後まで丁寧に弾きます。最終的な形は、弓を押しつつ揉むわけですが、最初は揉むだけでも、押すだけでもいいとか。今年はこの揉弦もみっちりとやっていくそうです。

ということで、今日のレッスンでは、運指の注意と揉弦の指導を細かく受けました。まだ曲には入っていません。
今年の発表会でやりたい合奏の曲は『ラストエンペラーのテーマ』だったり、『空山鳥語』だったり『賽馬』だったりするので直に曲の指導も始まるでしょう。楽しみです。
今年度最初の個人レッスン  --2003/1/14 --
今年度初の個人レッスンです。

まずレッスンにはいって普段の練習について尋ねられらました。私は一応今年の発表会の個人演奏曲がもう決まったのでそれに向けての自主練としまして、開放弦をいろんな弓の表現でひたすら弾く音階の練習曲、あと曲の中で早く沢山の音を弾かねばらならない部分があるので、外弦・内弦を交互に弾く練習曲(1155 1155 2266 2266 3377 3377・・・と順番に早く弾く)、そして『空山鳥語』の前半部分&余裕があるときは中間部分、という練習を繰り返しておりました。

それを聞いて、先生からまず長弓の練習曲をするように言われます。そして私の練習方法の修正。外弦・内弦の交互練習は楽譜では2回ずつ繰り返すことになっていますが、そこを4回にしなさい、とか。長弓は、今私の弓の表現は一つしかできないので、もっと増やすことを意識する、ということです。
丁度縦軸が強さ、横軸が弱さの座標をつくったとしたら、そこにはいろんな山形がかけると思うのですがたとえば、力は強く、弓も早く、そしてだんだん遅く、弱くなる弓、やら力は強く、でも弓はためてためて遅くから早く変化する弓、とか。
あとはギターなどで『ぼーん』と響くような感じを想定した音。だらだらとおしりがいつまでも途切れない弓ばかりだと、演奏が単純に、メリハリもつきません。運指だけでも精一杯ですが、演奏家というのはこういういろんな弓の表現を入れながら弾くのかと思うと、本当に尊敬してしまいます。
この一年はいろんな弓の表現をどれだけ自分のものにしていくか、というのがキーポイントかなぁと思いました。なんとしてでもモノにしなければ・・・。。

で、ここで忘れられないように『涙そうそう』の楽譜を催促。
この曲でも、弓の表現というか音の出し方に細かい指導がはいります。ひゃーー、もっと悠々と弾けばいい簡単な曲だと思ってましたが、先生はそれを許さないよう・・・(笑)。いやそもそもその悠々というのも私の言うところは先生にとっては「だらだらメリハリがない」というものかもしれません。。悠々聞こえるのはメリハリがあって、表現があってこそ、なのかも。

リズム的にも、夏川りみさんが唄っているこぶしの部分が忠実に入ってるので、思っていたより難しい。。
弓の表現が課題の私にとってはいい練習曲かな。

そして『空山鳥語』のレッスン。
冒頭の部分を、早いペースで何度も弾いて音程をきっちりとりながら換把の練習とします。
あと三連符の部分。一つの音を第三・第二・第一指をすべらしながら弾くところのおさらい。。

その後発表会曲のさわりを教えてもらいました。これで自主練習ができます。

発表会の曲は『拉駱駝』です。中胡で弾くかも〜。駱駝に乗った気分で、月を見て弾きましょうか(笑)
ほぼ個人レッスン!?  --2003/1/28 --
今日も前回と同じ場所・時間で合奏レッスンです。
んがっ、、ワタシが到着した7時でも来てらっしゃる方は3人。。。。グループレッスン(少人数制)という感じです。
時間の早さが原因でしょうか。。以前の合奏レッスンは8時からでした。
仕事帰りの方々はやはりどう頑張っても7時半をまわったりしてから来られていたし7時というのは中々厳しい時間なのかもしれません。

ま、そんなことはさておき、本日のレッスンは『八月桂花遍地開』です。
この曲は去年の発表会の曲が決定するまで若干練習をしていたということもあり馴染みといえば馴染みです。
『八月桂花遍地開』はいろんなVer.で愛されているので、多数のVer.が出回っているのですがうちの教室で行っているこのVer.は結構すきかも。1部と2部で簡単な方と難しい方とわかれているのもいいですね。弾いてる楽しさも2部にはあるし(爆発部分もあり!?)
なんて発想自体、教室以外のオフ会などを意識してますね(笑)みんなで合奏できるいい楽譜は常に求めておりますので。。

そんなわけでとりあえずみんなで合奏。先生と私が2部です。

その後揉弦の話を。

次に『涙そうそう』。
私が個人レッスンでもらった時より、少し楽譜が変更されていました。ちょっと弾き易くなったかも。

そうして本日のレッスンは終了しました。

レッスンの合間に私の長弓の練習用にと『トロイメライ』の楽譜を頂きました。おーーー、、、これ、、出だしどんなんだったっけ(爆)
先生にちょっと弾いてもらって「あぁ、あぁ、あぁ、、そでした・そでした」と納得。
以前先生がTAPEでくれた姜さんのアルバムに確かあったはず・・・研究しましょう。
一杯・いっぱい・・・  --2003/2/4 --
久しぶりの個人レッスンです。前回頭がぶっとんでいたワタクシは、合奏レッスン会場にいってしまい、貴重な個人レッスンを一度フイにしていたのです。あーん。
レッスンにいけなく消化不良のまま過ごす事になったうっぷんを練習にぶつけ、今月は頑張っています。毎日一時間は拉くことを目指してました。が、しかし消音機をつけずに拉くことができる土日が結構練習時間が取れなくていんだか、悪いんだか謎です。
まぁ、いいや。

今日はまず練習曲から。長弓用の練習曲にさらに弓の強弱の指示を受けました。今回はここに注意して練習とのこと。その後、G調の音階練習用の譜面を頂きました。うーん、楽しい。音さえ外れなければ(爆)
どうも私は1指が不安定なまま(D調で言うところのレとラ、G調のミ)。しかもこのG調練習曲は換把するので、第二把位から第一把位に戻った時にファの音が第二把位の間隔を引きずって高くなってしまうんですよねぇ。何度もご指摘受けました。ハイ。
さて次に『トロイメライ』
密に自主練をしていたワタクシ。が、沈没(当たり前)
指遣いでもちょっと間違えていたところもあり、だったので曲の前半部分だけ弓の雰囲気と合わせてご指導を受けました。
この曲は難しいですが、弓の練習には大変よいですねぇ。勉強になります。(だってちっとも上手にならないんだもん、だからこその遣り甲斐というものですが)
 次に『拉駱駝』に行きかけたのですが、『空山鳥語』。むふ、これも聞きたいところがあったので強引にレッスンしてもらうことに。その前に先生が次回発表会用の構想として、おいかけっこして拉く『空山鳥語』の試しということで、二人でおいかけっこ。うーん、最終的には2小節ぐらいあけておいかけてくる感じがよいかも、、ということで落ち着く。
その後、疑問点解消に向けて質問。トリルを多用しないといけない個所ありで、その部分を延々繰り返す。
 そして本題『拉駱駝』です。
この間はさわりしかやっていなかったので、もう一度始めからお浚い&確認。そしてその後3分の2ぐらいまで教えていただきました。すでに時計は20時をまわっていますが、そのままさらに強引に『賽馬』のどうしてもできなかったところを先生に聞いて、おお!!!そうだったのか!!と感動。
 ・・次の生徒さんにドアをノックされて(すでに20分超過)終了。怒涛のレッスンでした。いや、すみませんでした。寒い中お待たせしちゃって・・・。
ひさびさの大人数  --2003/2/11--
今日は久々20時からの団体レッスン日。
年明けから2回あった団体レッスンも、両日とも19時からという時間のせいか参加人数はめっきり少なく、ほとんど個人レッスンのような感じだった。んが、本日のレッスンは20時から。久しぶりです。そして雨。。雨の団体レッスンも久しぶり。ある程度の人数が集まると団体レッスンは雨になるのでしょうか。。
祝日なので、参加者はどうだろうなぁと思っておりましたが、1時間前に到着すると(場所は2時間半前からあいてる)すでに十数名の方がいらっしゃって熱心に練習されてました。
私が到着してから、人数もまとまったことだし、ちょっとレッスンをし始めましょうか、ということで音階練習。それと、この人数が集まるのも久しぶりなので、次回発表会での『空山鳥語』の構想の実験です。細かなことは次回発表会までのお楽しみ。ウフ。

一応効果を検証されてということで。。(笑)

そうこうしているうちに、20時になり、本格レッスンです。
この日やった曲は『八月桂花遍地開』『涙そうそう』。久しぶりに大勢で弾くと楽しいですねェ。
年初めに宣言された通り、先生は基礎の音階の正しさとビブラートのかけ方、弓の表情により力を入れてらっしゃる感じです。
団体レッスンは基本的に二部合奏などでは、初心者さん達が弾く部分と、それ以外の方達が弾く部分を作って、全員参加できるようにされています。

どちらの曲も大体はみなさん弾けるようになっているので、こまかな技術的な指導を初心者以上の方に、初心者の方には換把の説明などをされていました。
今回は全体練習としては2曲だけ。すでに発表会に向けてですので、一曲一曲を丁寧にされている感じがしました。
その後少しある曲のフレーズをみんなで練習。
ウフウフ・・・・・それは『拉駱駝』のフレーズではないですか!私の伴奏ですね・・・。みなさん、よろしく(爆)
音階練習曲マニア  --2003/2/18 --
三寒四温といいますが、寒くなって、またすこし暖かくなってを繰り返しながら、なんとなく春に向かっている気がする今日この頃・・・。みなさまいかがお過ごしでしょうか(爆)
意味もなく時節柄の挨拶。いや、ちょっと冒頭の文章にネタ切れ気味だったので・・。

冗談は置いといて、個人レッスンでございます。

本日はまず前回の個人レッスンの時に頂いた、G調の練習曲から。換把も激しい曲なのですが、どうも今日はソの音が第一把位に上がった時、第二指につられて低くなってしまう現象(第一把位ではG調ソは第三指で拉きます)が多発。第二把位で第一指で拉くソは普通なんですけどねぇ。。
やっぱもっと確実に一個一個確かめながら拉くのも大事ですねぇ・・・そうしてきたつもりですが、先生の前で拉くとどうしてこんなに雑いのでしょうか。うーん・・・。
しかしなんだかここは違ってるなというのだけはわかります。耳はだいぶと日頃の練習の賜物か鍛えられてる様子。あとは指ですね。手といいますか。体で覚えるところが足りません。一つ一つ丁寧にやっていかねば。。
本日はこのG調の練習曲を最後まで教えていただきました。うーん。。。途中難しい弓多発。『賽馬』で使う弓なのですがはねる感じ。それを使いながら拉くところがあるのです。これは『賽馬』に向けての練習の一環でもあるのでしょうか。
その次に一年ほど前に頂いたことのある8級の練習曲(D調)復活です!
これは私が書き写したバージョンしか知らなかったのですが、その先があったのですねぇ(汗)
久しぶりにこの練習曲に向かいます。あーん・・・細かな弓遣いが・・・これは『拉駱駝』に向けての練習でしょうか。
その後、『拉駱駝』をさらっと。私が疑問に思っていて詰まっていた個所をすべてうかがいます。ほーーーーーー!なるほど!!そうだったのね!!!と感心すること多し。この曲はそんなに長くはないのでいい意味で一気に拉けてしまうのですが、曲の中で静かな部分と速い部分のメリハリもあり、求められている部分をすべて入れるとかなり練習になる、疲労する曲といえるかもしれません。が、しかし先生は楽しそう。伴奏をどうするか、今からワクワクされている様子です。
最後に先生に「二胡にする?中胡にする?」と聞かれました。中胡にした場合、二胡と中胡は5度違うので、伴奏も中胡を合わせないといけません。しかも中胡はたまに拉くのがいいのだそうです。普段は二胡で練習しておいてたまに中胡を拉く。毎日中胡を練習するといけないそうです(5度になれちゃうからかなー・・・理由は詳しくは聞きませんでしたが)
で、、一応中胡で拉くということになりました。
ちなみに中胡は二胡よりも少し大きくて低い音色になります。
なつかしの名曲  --2003/2/25 --
2月最後の合奏レッスン。
今日は簡単な音階反復練習用のフレーズをやってから『賽馬』です。先生は『空山鳥語』『賽馬』を合奏の柱にされるのでしょうか。(あ、言っちゃった)
合奏用の譜面にもかなり力がはいっているように見受けられます。これをすべてのパートでやるとかなりさまになるのでしょうが、猛練習が必要ですねぇ。それも拉く人間全員で何度か。人数がそろわないと厳しいですよね、ある程度いくと。ま、まだそこまでではないのできっと発表会前には以前よりも集まって合わせる練習がされるのではないかと思ったりもしております。今日は『賽馬』を重点的にやりました。
そして新曲!!『スカボローフェア』登場です!
オー懐かしい。。。小学校の音楽の教科書にあったな。サイモン&ガーファンクル。
キレイなメロディラインですねー、やっぱ名曲。
しばし合わせてみて先生も感触をつかんだご様子。コレも発表会に拉くのでしょうか。楽しみです。
そしてあの名曲  --2003/3/4 --
3月第一個人レッスン日。
まずは音階練習から。
最近F調の曲、G調の曲、D調の曲と多岐に渡って拉いているので、音階もどの調でも大分安定しただろうと思っていたのですが、それはやはり浅はかな考えでして、ビミョウにいろんな音はズレてます。
ま、それは仕方ないんですが、今日私は先生に「他人に聞かせる為ではなく、自分の為にゆっくり味わって拉くことを心がけてみて』と言われました。曲をうまく弾こうとするとやはり一音一音を弾きつつも先へ先へと意識が向かいます。それも大事なんですが、もっと自分が二胡と一対一で確かめ合うように味わいながら一つ一つを大事に弾いてみることを意識するのが必要なようです。弾けることを楽しんでばかりいる時期は終わって、確かめながらじっくりと向き合う時ということなのかもしれません。
音階練習そして『トロイメライ』、D調ミとラの音がズレる私のために『春の小川』、G調第二把位のドレミの安定の為に『浜辺の歌』のさわり部分をじっくりレッスン。音が外れると、もう一度『春の小川』や『浜辺の歌』のさわりを弾いて確認です。
『トロイメライ』なんてのはじっくり味わうには最適な曲ですね。長弓の練習はもちろん。
さて、お茶タイムに先生に発表会以外でなにか一曲難しいのに挑戦しましょう、という話をされて数曲の候補を見せていただきました。『空山鳥語』『良宵』『江河水』『新婚別』『一枝花』『二泉映月』等々・・。『江河水』のさわりは好きなんですが、うーん・うーん、、と二人で考えることしばし・・・。結局私もあまりどの曲がっていうのがなかったので(でも弾いたことのない曲がよかった)先生の「『二泉映月』にしようか」の声で決まり。あれをすばらしく弾けたらなんて素敵なんでしょう。発表会以外にも目標があった方がいいと先生がお考えになったのでしょうか。ともかくあの、アノ、『二泉映月』です。またCDをくさるほど聞かねば。二胡といえばこの曲。この曲こそ二胡かも・・・というほどの曲ですから真摯にとりくまねばなりませんね。

さて、それはおいといて、今日は『拉駱駝』の前半部分を細かくやりました。
あーん、先生。。。修飾が多すぎます・・覚えられません・・・指が・・指が・・・ついていけません(泣)
うううううううう・・・。快弓部分もひたすら練習せねばとても先生の速さでは弾けませんねー。厳しいゾー。。

曲はおいといて、最近の私の悩みが、快弓の時に弓の棒の部分があたってカタカタいうのと長弓で高いミとかを弓を弾いて揉弦すると二胡も震えてカタカタ弓があたっていってしまうことだったので、先生にぶつけてみました。
快弓の時に棒があたるのは、人差し指で棒を押さえすぎてしまっているのが原因らしいです。人差し指を離して拉くと治るそうです。だからってまっすぐオーバーに立てて離すとかではなくって、軽く触れる程度にしとけばいいということでしょうか。ほとんど離しておいてよさげなかんじです。なるほど、これで練習してみましょう。二胡自体が揺れてしまうのは単に私が自宅で練習する時にやわらかいパジャマとか着ているのでモモの肉が揺れて二胡に伝わるだけだそうです。固いGパンとかはいてると確かにゆれません。。目からウロコです。そうか、、肉で揺れてたのね(爆)
先生はわざと揺れないように演奏会の時などに中国服の下にGパンとかをはくそうです。そいや昔そんな先生を見ました。丸見えだったので「ひゃー」と思ったのですが、そういう意図があったのですね。失礼しました。
駱駝に乗って・・・  --2003/3/18--
最近のレッスンは、年頭に先生がおっしゃったとおり、基礎6割・発表会用4割ということで、常にまず練習曲からです。
D調とG調の練習曲を習っているのですが、今日でとりあえず最後まで終了。あとは自分で練習しておくようにとのこと。
練習曲も第三把位までガンガン換把するのでかなり練習になります。第二把位の音程も要求されてズレズレなるままに拉いたりしております(あかんやん)
とはいえ快弓部分に先生のスパルタとも言える攻撃。すごい早さです。えと、それで拉くことを要求してはるんでしょうか。。ワタシは左手と弓がうまく噛み合わず音がもつれていきます。あーん・・・。んで先生、目が怖くなってる・・・アーン。。

練習曲は早く拉けるようになると音程を疎かにしてしまいがちですが、「味わって拉く」という先生の言葉を思い出しながら最近は音を確認しつつ速さはおいといて一音一音体に覚えさせるつもりで拉くというのを心がけるようにしていたのに・・・速さも同時にやっぱやっておかねばならないのですね。アーン。

で、今日は練習曲でバテたあと、まず『賽馬』。中盤から終盤の快弓部分を確認。『賽馬』の話になって先生には新たな合奏用の構想が浮かんでいるようで、その話でしばし盛り上がり。
先生は今年の合奏にはかなりの力が入っているようで、増えている楽器とともに構想は膨らむばかりのようです。しばし二人で『賽馬』合奏プランについてアーダ、こーだ。
その後『拉駱駝』へ。
『拉駱駝』前半部分はこまかな技法が満載で難しいっす〜。そんなうねれないし、そんな揉弦むずかしいー!!
ってな感じでして。またビミョウに毎度先生のおっしゃることが違ってたりするのがまたご愛嬌でして。

前回のレッスンでもそうでしたが、最後は『KEIさん、10月だからね、頼むよ〜』という苦笑まじりのダメ押し。
先生をそんなに不安にさせてるワタシって・・・・(汗)

快弓部分は体で覚える練習あるのみって感じでなんとかなりそうですが、前半部分のはかなりの鍛錬が必要。
頭でコントロールできなきゃ拉けないし・・・・。頭で考えながら一杯一杯になって、後半部分に入った瞬間に頭が真っ白になりそうな予感。。
おーコワ。

今回はあの名曲『二泉映月』までたどり着けず・・・。あーん。
二泉映月  --2003/4/15 --
約一ヶ月ぶりの個人レッスンです。

3月後半から4月現在まで私生活(主に仕事)でバタバタしておりまして、自宅での練習時間はほとんどなし。
できて音階練習ぐらいでしょうか。音程を味わって拉くことを意識してきた結果、音程のポジションは自信をもって拉けてる気がします(自信を持って間違えてるという意見もありますが)
今日も音階練習から始まりました。今日初めて体験したのですが、一瞬一瞬ではありましたが、先生とまったくおなじ音が取れていて、きれいに音が重なりあったいい響きの瞬間がありました。(ま、換把するごとに乱れたりもしたんですが)特にD調でいう、第四指を使った、ソと高レの音なんかは、最近は迷いもなく押さえることができます。『空山鳥語』をしつこくやってたおかげでしょうか。
第三把位までの換把でも、大体の音のめぼしが取れるので、なんとか換把の激しい練習曲でも、昔のような、まったくどこを拉いているのか見当もつかない。。ということはなくなってきました。
久しぶりに拉いた練習曲でも、初めてのポジションの音でも、なんとか見当をつけながら、先生について拉くことができてちょっとうれしかったりして・・・。

さて、練習曲の後、ちょっと『拉駱駝』をやりました。
久しぶりだったので、奏法の確認。この曲の前半部分の揉弦は、しつこいこぶしのように、何度か数えるぐらい大きくかける、とのこと。(オンオンオンと)
その場合の方法は左手全体で揺らす初期の頃の揉弦ではなくって、弦を押してかける揉弦でないと、大きな振幅では
かかりませんので、そこのところを意識してかけなければなりません。

あと快弓部分ですが、弓はもっとギリギリいうぐらい、強く拉かないといけないらしいです。
左手の自信のなさから、右手(弓)も弱くなったりしてしまうのですが、そんなんでうまく拉けるようになるわけはないんです。
魂を込めないと(笑)
・・・そうして考えてみると、プロの奏者というのはどんな楽器でもちっとも気が抜けないんだなぁと、畏敬の念を感じずには
いられません。たとえどんなスローな曲でも一瞬一瞬はシビアで気の張ったものなのです。なのに聴く者を落ち着かせたり
泣かせたりできるなんてなんて凄いんでしょう。

とまぁ、気の遠くなるような自分の未来の話(そんな風にいうのもおこがましい)はおいといて、練習方法等の課題を頂いて、「さぁ、次は」という段になって、「『二泉映月』やろうか!」というお言葉。おお!ついにあの名曲が!!!

『二泉映月』は二胡そのものと並び称される名曲です。二胡といえば『二泉映月』らしいです。
で、『二泉映月』は中胡、もしくは二胡を低くチューニングして拉くのが本来のスタイルなのですが、とりあえずそのままの音程で拉くことに。

最初のさわり部分を少し教えていただきました。「オオオオオオォ!!こうなってたんかいな!」と感動。
バリバリ練習しなければ(まじ?)
滑音すべり過ぎ  --2003/4/19--
今日は変則的に振替えレッスンです。

最初に二胡の話などをば、少し。
私の二胡ちゃんを作ってくれた職人さんは、今もう定年退職をして工房にはいないそうです。
先生は今月末にまた中国に二胡の買い付けに行かれるのですが、会えるかなーといってました。
私の二胡はまだ拉き込みが足らないので蛇皮がまだ固く、音も固い感じなのですが、明るめの音質です。先生はこういう明るい感じの音色が好きらしいです。
私の二胡は特にD調のミの音などがとてもいい音になってきました。もっともっと拉いてあげていい音色にしていかねばなりませんなー・・・。。

さてさて。
今日も『二泉映月』をやります。
『二泉映月』の先生の演奏にはたくさんの滑音が含まれたりして、んでそれが譜面になかったりして難解。
スラーと滑音がごっちゃになって、弓の順番も間違えちゃうし、しかも同じフレーズでも次がスラーの位置が違ったりして、混乱・混乱!!
まず先生と唄って、フレーズとリズムを覚え、そして、弓を持たずに唄いながら押し・引きと強弱のポイントを確認して、それから次に弓を実際にもって、拉くことを反復します。
そのフレーズだけできても、ちょっと前の部分から拉くと、いざそのフレーズに来たら、また拉けなくなったりしてます。
何度も間違えたりして、なかなかうまく行かない!先生もどんどん熱くなってきてエキサイト。あーんあーん。
目がサンカクです(笑)

第三把位・第二把位・第一把位とめまぐるしく換把するのですが、どんどん音がずれていきますねー・・。
ま、確かに練習不足ってのが大きいんですが・・・。
先生と拉いていると、最初はよくても、段々と見事に不協和音にしていくワタクシ・・・・。キモイー!!

当たり前ですが、先生と同じスピードで一緒に拉いていると全然追いつかないんで、とりあえずゆっくりゆっくり自宅で自習練習しないと・・・。

弓の強弱は細かく細かくなってきましたね。私は凡人なので、CDを聴いていても自分だけでは気付かないんですが、先生に言われて、その強弱を意識して聴いてみると、オーーーーーーーースゴイ!とわかるわけです。
自分でわかるぐらい聴きこまねばならないのかもしれませんが、ちょっと足りませんねぇ・・・そいうところは。

とりあえず、今回ぐらいまでは弓の動きと強弱に重点をおいて、狂ってしまう音程は無視。次回ぐらいからは音程も注意
しながら拉くそうです。
久しぶりの個人レッスン --2003/5/20--
ほぼ1ヶ月ぶりのレッスンです。
あー、、やっぱレッスンがないとダメっすねぇ。だらけてしまいました。この1ヶ月、ろくに二胡に触れれないまま迎えてしまった今日。非常に後悔。ま、後悔は先に立たないから後悔なのであって、今さら言ってもしかたないんですけどね。。
でもやっぱレッスンって大事!緊張感が違いますもん!日常生活でも、なんだかハリがなくなった感じ?ダラダラとただ日々を過ごしてしまいました。
と、いうことで、最初に先生にも良い訳をば。。この変が往生際が悪いのですが。
で、というわけではないですが、音階練習を軽く一曲弾きました。うーん、楽しい。これよ、これ!これがレッスンよ!!(噛み締めるワタクシ)
すでに音階練習のつぎのフレーズが頭んなかに入ってこないあたり、いかに忘れているか、、って感じなんですが、音の狂いはそうでもなかった(気がする)。結構ある程度の音は取れて来ている(気もする)。
そうして軽く弾いた後、久しぶりに『空山鳥語』を弾きました。これも音階練習のようなものです。先生について行きながら微妙に音がずれる場所の確認です。ちょっとずつズレてはいるのですが、それがなぜなのか、だったらどう注意しながら弾くのかというのが重要。
D調第二把位での高いレとソのからみで、ソの音を第四指で弾くのですが、それにつられてレに戻った時に高くなってしまうんですよね。この場合はソに引きずられることを想定して、レの位置は若干高めにするのだそう。うーん。。これをあの高速で弾く時に意識して弾くのか・・・まさに集中力。
軽くピヨピヨの手前ぐらいまで弾いて、『二泉映月』に入ります。今日は久しぶりというのもあって、前回弾いた部分まで弓の表情と音の強弱、そしてビブラートやトリルと言った装飾音を細かく指導していただきました。
最初の出だしは人生の悲哀というか、絶望というか、とにかくでっかいため息がでちまうような、そんな心情をあらわすのだそう。仕事ではよく出るんだけど、二胡では出ないんだよな、、そういう表情っていうのが。
うねるような、、というのではないけれど、こまかな滑音も多い曲なので音がズレないように、滑りすぎず、滑らせなければなりません。特に第三把位でのミとソの滑音ってのは何度もでてきますので、この音がそれぞれズレないように、まず身体でこの音を覚えなければなりません。先生からは第三把位で『春の小川』を弾く事を命じられました。(ミの音は第一指ですべって弾く)同じように大事な滑音が第二把位のラとドの音でも多用されているのですが(どちらも第一指を使って滑音)このラと言うのがベースといってもいいほどズレるとどうしようもありません。非常に気持ち悪い曲になってしまうので、要注意です。第一把位でそのままラを弾くのはもう音が取れるようになったのですが(ちょっと前はラに大分苦労してました)第二把位で第一指だけで、しかも換把しないで弾くと言うのが結構おざなりで練習していたせいか、一発OKというのは出ません。何度もそのフレーズを弾いていると音が合ったりすることもあるのですが、常に合うようにしないと。これは気合入れなおして何度も練習してこなければならないと痛感。
最後は先生が私の『二泉映月』のどこが悪いのかを把握する為に一人で弾くように指示。
ひゃーーーーーーーーーーー。。装飾音で手一杯で弓まで頭がまわりません。
あーー、、すっごくおざなりな弓遣いのような気がする。。。案の定、何度も止められて弓の表情について指導を受けます。その中で先生がおっしゃった言葉「音は細かい粒子のように出ていると思って、その粒子を一粒一粒キレイに重ねるように味わって」がとても耳に残りました。そうおっしゃりながら弾く先生の音は、本当に細かい音が混じってそれがきれいにそろって一つの音色になっているように感じたんです。普段は弓遣いって難しくって、自主練習しててもどうしても派手なビブラートやトリルやその他の技法の練習に走ってしまいがちだけど、一粒一粒の音の粒をきれいにそっと重ねて美しい音色になるように味わって弾ける弓の繊細さが大事だな。。と改めて感じ入りました。
次回の個人レッスンまで、その点に注意して最初から頑張ろうと思います。
白熱レッスン 2003/6/13
今日は私の次のレッスンの人がいなかった為、ちょっとじっくりとレッスンしてもらいました。
最近は曲の解釈等、さらっと曲の演奏においての注意点をざっと説明してもらい、先生に言葉ではわからない部分は拉いてもらったり、一緒に拉くレッスンを行う感じで進んでいたのですが今日は時間もあるので音程のチェックを徹底的に行いました。

音階練習で最初に『春の小川』『キラキラ星』などを拉くことはよくあることですが、そのときは拉くことができても、実際に曲に入ると、微妙にミの音(D調のばやい)・ファの音などがズレます。
基本は第一指でのラの音がしっかりポジショニングできていなければいけないわけですが、今日の先生の指摘で、私の左手はどうも横に寝ている状態で、つまり極端にいうと手の平が弦に対して平行(つまり指が垂直)になっているようなのです。
言葉では細かくかけませんが、とにかく基本的に間違っているクセです。
うーん・・・こんな基本的なことを今になってそんなにボロカスに言われてしまっては、今後拉いていく自信が・・・・と思いましたが、ま、それは白熱したレッスン。売り言葉に買い言葉です(笑)

まぁ、ここでカッとなっても仕方がないので、とりあえず、どういうことに気をつけねばならないかということを確認して、あとは自分で練習する時に気をつけてコツコツと直していくしかないわけですし、やるしかないですね。

その後は気を取り直して『空山鳥語』を最後まで教えていただきました。が、ピヨピヨ部分は結構ややこしいですね。
先生も、『これは奏者によってみんなアレンジして拉いてるから、必ずしも楽譜どおりにとはいわないよ〜』
と笑ってらっしゃいました。
その後、『拉駱駝』『二泉映月』を。
『拉駱駝』の快弓の部分は、ノルと拉くこともできるのですが、ノッてるかどうかなんてことは何の解決でもないわけで。
とにかく、例えば『6161 5653』という部分があったとしたら、この四つの音を必死に拉くのではなくて、まずは『61616161616161616161』とずっと2つの音を完璧に一定の速さでずっと拉くことができるようになってから、次に音を4つ拉くところへもっていかねばならないそうです。2つが拉けなければ、4つも拉けないわけで。ごもっとも。
それぞれ人にはできる速さがあるので、その速さを見つけて、まずはその速さで完璧に拉くことを目指します。

ということで今回のレッスンは終了。

このレッスンの前に、ちょうど琴杆部分に貼っていた、音の目印(D調高いドの位置とソの位置)のドの印が取れてしまったので、そのままつけずにやってみようと思いました。
目印をいつも見て拉いているわけではもちろんありませんが、外してみるといかにこの目印に頼っていたのかがわかります。
やはり体で覚えるべきですので、今はかなりしんどいし、自信のなさから音が不安定になったりしますが、これで頑張ってみようと思います。
音階地獄 2003/6/27
本日のレッスンもまず音階練習から始めます。
先生と合わせると微妙にズレてるのがわかりますが、自分で拉いているとわかんなくなることがあります。
目印を外した今は、たまに開放弦を拉いて確認したり、D調でいうと高いドの音を拉いた後に低いドを拉くなど、何度も確かめながら、位置を身体に覚えさせつつ、音を耳に覚えさせ、じっくりと味わいながら拉くようにしないといけません。
味わうというのを怠り気味ですが、これを怠ると、あとでパニックになります。音がとれなくて。
指が3ミリ上とか下とか言われるとパニくりますが、その違いがスグにわかるのはさすが先生。
あー、まぁ当り前すぎるますね・・・そんなの(笑)

今日の音階練習はD調のものとF調のもの。F調のものは先生と久しぶりに拉いた『拉駱駝』の音が不安定な為に先生が教本から急遽さがした音階練習曲でした。が、これは難しすぎて実用的ではないので没に。
『拉駱駝』もとりあえず快弓が入る部分の手前までを先生と拉きながら、確認。
間違えても止まらずに拉くように、と。でもあれだけ音程を味わうように言われると、間違えても拉き続けるのは難しいです。確かめながら丁寧に、と言われていたのに、止まらずに拉くように・・とも。うーん。。
音程がキチンとあっているのも重要なことですが、運指よりも弓の動きが重要な二胡。やはりそれだけではいけないのです。弓の使い方にも注意しつつ音程は安定させて。はーーーーーー!!!!むずかしぃ!

今日は快弓部分にいくまでのところで終了。
音程を徹底的に直されている感じです。
ポジション的には第四把位の音が登場。かなり難解で、先生の音と確認を何回も(ギャグにあらず)。

あ、今日の弓遣いの練習用に『月夜』を習いました。最初の部分を情感たっぷりと揉弦を十分かけながら拉くことを要求されました。実はこの曲あまり知らないんですが、にこぷんさんが以前下さったCDの中に収録されてますので、聞きながら研究することとします(笑)
再びピヨピヨ 2003/7/11
My 二胡ちゃんから、音程目印のシールをはがして、数週間。
結構苦労しておりますが、なんとかなれてきた・・感じ。
しかし、D調のラの音、G調の第二把位のレ・ミはずーっと不安定。プロでも音はズレたりするわけですが、それを一瞬のうちに修正しながら拉く・・つまり集中力とその時にこの音がおかしい!という判断力がないといけないわけです。
判断力って言っても、結局音がズレてるかズレてないか、、という判断なわけですから、普段から音程を味わいながら、耳に覚えさせなければなりません。
人と拉くと、音のズレというのは結構わかるものなのですが、一人で拉くと開放弦の音と交互に拉いたりしながら、常に確認することが大事なわけです。

そいうことを最近は常々先生に言われています。

さて、今日も音階練習を最初の20分ばかし。最近はこの音階練習に『空山鳥語』をよく用います。多分発表会を見越してのことでしょうか。
最後のピヨピヨ部分もちゃんと教えてもらったのですが、これはCDを聞いて、覚えるのも大事ですねー。奏者によって自由なようですが、せめてどういうパターンで拉いてるかは覚えておかないと。一応これで最後まで習ったことにはなるわけですから、ちゃんと肉つけしておかないとね(汗)

その後は『拉駱駝』の前半部分を情感たっぷりに拉くことに専念しました。始め先生はこの曲を中胡で拉こう、とおっしゃっていましたが、やはり二胡で拉くことになったようです。
しかーも!!楊琴の奏者が今年は素晴らしいらしく、、バリバリ中国の曲しか伴奏ができない、とかで私の伴奏をしてくださることは決定・・・。演奏がマズいとダメだしまでされるそうなので、非常にヤバいです(笑)

とにかく今日は前半部分のみ。後半部分の快弓のところは「しっかり練習しておいてね(はあと)」とのこと。うーん。。確かに練習あるのみ、ですからね・・・快弓は。

お茶タイムに先生から普段の練習方法などを尋ねられました。中国関係の曲ももう少しやっていきましょう、とのこと。ハイ、がんばります(ほんとか?)

週末はでかけることが多く、ほとんど消音機をつけてばかりの練習なので、イライラしてしまうのですが(微妙な音程・弓遣いの感じが違うので)なんとか頑張りましょう!。家の音楽室も着々と出来てますし(笑)
あれが出来たら、消音機なしで夜でもガンガンだぜ!
F調特訓 2003/7/25
今日のレッスンも『拉駱駝』オンリー。
『拉駱駝』に入る前に、先生が私の『二泉映月』の楽譜を見て、「あー、二泉。全然やってないね(最近)」と苦笑い。
1時間が最近は特にあっという間で全然足りやしなくって、とても他の曲まで手がまわりません(笑)

今日はF調の音階のチェックを重点的に。その為F調用の練習曲を先生が練習本から探してきて一緒に弾きます。
伝統的な換把と、そうでない新しい換把を2種類つかって第二把位・第三把位まで移動。うーん、、難しい。
音をたまにチェックしつつ、戻ったりしながら、体で覚える感じを大事に味わって拉きます。

このF調の音階練習を15分ほど。

その後『拉駱駝』に。

ますは前半部分。ゆっくり、うねるような滑音と揉弦を使って情感たっぷりに拉きます。
音階練習の成果と、今回は自宅でもガンバって音階練習をやった成果もあってか、先生とあまりズレることもなく拉き続けることができました。先生にも『音が安定してきたね』と言われ、ちょっと嬉しい。

揉弦の種類も弦を押すようにしてかなり強くかけるものから、弓遣いの最後に微妙に入れるものまで、結構多種。
ちなみに先生も探りながら、毎回違った感じで揉弦をかけたりするところもあったりするので、なんだかお互い気に入ったものを好き勝手に入れてる感じ(笑)。ただ、ここだけはこういう感じで、、、という揉弦ももちろんありますから、それはちゃんとそのとおりに拉きます。

前半部分から後半部分への間。ちょうど曲の盛り上がりの部分は、換把もあるしトリルもあるし、揉弦もあるし、なんだか盛り上がり部分だけあって、かなりここでのっとかないと、次の快弓部分にいけません。音もちゃんととらないとだめだし、テンポも重要。ここはいつまでも練習ポイント。

あと快弓部分ですが、私は弓遣いに結構ロスがあって、そのせいもあって、指と合わずにぐちゃぐちゃになっていくのだそう。
単にまっすぐ弓をスタッカート気味でガッ、ガッ、ガッ、ガッと何度も往復させてから、いざ快弓部分の16分音符を拉くとお!なんだかうまく行きます。こうすると『うまく』聞こえるのだそう(笑)
この16分音符のところでも一気に換把で下がらないといけない部分もあるので、そこの重点練習方法も教えてもらい、本日は終了。F調の音階練習と快弓部分を復習してくるように、とのことでした。

先生はこの曲の伴奏をどうするのか、まだ構想中らしく、私が持っている『拉駱駝』のCDを先生にお渡しすることに。
某店長さんからお借りした『拉駱駝』集。非常に役立っていて多謝!です。
発表会に向けて 2003/8/22
久しぶりの個人レッスンです。

前回ワタシの勘違いから、実は個人レッスンをすっぽかしてしまいまして(汗)
カレンダーはよく見なければなりません。第一火曜日と第二金曜日が同じ週ってこともあるのです(笑)

さて、冗談はおいといて・・・

今回は軽く音階練習をしたあと、いきなり「9月20日はヒマ?」みたいな話に。
どうも先生が1時間半という時間をもらって、営業をするみたいなのですが、その営業に来ませんか?とのこと。
それってもちろん・・「客」ではないんですよね?って聞くと、「伴奏」とのこと(笑)
最初先生が考えていたのは『二泉映月』の主旋律を先生が拉いて、私が二部を拉くというもの。
ただ、これはさすがにやってみましたが、練習不足ということで却下。
ということで、『拉駱駝』を当日先生と一緒に拉くことになりました。
滑音や揉弦のタイミングなんてのが微妙に違うので、次回レコーダーに先生の演奏を録音して、合わせることに。
とりあえず9月の営業の話はそれでおしまい。

次に発表会のアノ曲をどうするか、コノ曲はどういう風にしようかという、ほぼ相談のような形でレッスンスタート。
例えば『賽馬』だったら、ここをこうして拉いて、二部がはいったらどうなるか・・ってのをお互いそれぞれのパートを拉いて確認して「やっぱこうしよう」とかそういうお話。
うーん、『賽馬』も一体どうなることやら・・・。最近の合奏レッスンでもほとんど拉いてませんでしたし、間に合うのかちょっと不安。
とにかくそんな感じであっという間にレッスンが終了。
最近時間が経つのが非常に早い・・・。
今日は11月に結婚式で拉こうと思っている『マイ・ウェイ』の話もしたかったのに・・・。
CDと一緒に拉くと、『マイ・ウェイ』はD調。自分で音を取ってた時よりもっと高かった(汗)
途中までは完璧にわかったのですが、譜面には起こせず・・・(笑)適当に音だけメモメモ。
最後の盛り上がり。どんどん上がっていくところが、半音もあったりして、イマイチナゾ。そこを次回ちゃんと聞いておかねば・・・。

ということで今回技術的な発見は特になし。
いよいよ発表会に向けての練習が始動した感じではあります。
落馬 2003/9/15
今日は変則的にレッスン。
今月は本来の金曜レッスンがムリなので、個人レッスン金曜2回の1回をこの日に、もう1回は10月の第5週に振り替えです。

祝日でしたが20日に営業を控えているので(笑)なにがあっても行かねば、と思い、阪神タイガース優勝の瞬間を諦め(とはいえタイガースファンではなし)行きました。

さて、先生宅に向かうと、途中の集会所(たまに合奏レッスン場にもなる)に『落語・二胡の夕べ』という文字が。
先生、まさか今日も営業ッスか?
丁度終わったところらしく、奥サマとも久しぶりに会いました。太胡をぶつけた瞬間は見逃しませんでしたゼ(笑)
奥サマに「KEIさんが来るんだったら手伝ってもらったらよかったのに」と言われ「ワタシも今日はヒマでしたのにね」と言ってたんですが、後で先生に言うと「またいきなり!って怒るかと思って」だって(笑)。先生も気にして気を遣ってはったんですね(笑)

とりあえず、音階チェックから。
音階練習用の曲を拉いてそれから『拉駱駝』。その後、発表会の合奏で拉く『賽馬』。うちの発表会アレンジバージョンです。
ワタシは主旋律部分を拉くのですが快弓のところがやっぱ不安定。リズムをとりながらもきちんと拉かねばなりません。
リズム・弓・指。一度に二つのことをするのは苦手・・とかはよく言うし、聞きますが、一度に三つですっ!!ムリっす!!(笑)
快弓部分で第四指(つまり小指)が入るのですが、この小指が弦の上にいる時間が若干(気持ち的にはコンマ5ほど(笑))長いので次の音がはっきり聞こえない・・・など、要求は高度、かつ人間離れ。アーン。それよりなにより、曲を知ってるだけに、スグに弓とあわせたくなるわけですが、まず指の動きを完全にマスターして、なにも考えなくても押さえられるようにしてから、弓と一緒に拉くように、と。
そうそう、こういう地味な下練習があってこそ、あの聞き所も拉けるわけなのですね、きっと。

とりあえず、今日は音階のチェックもしながら、快弓のチェック、という風に、この2曲を重点的に行いました。馬も駱駝もどちらも乗れてない感じ(笑)。無理やり横のりしてる感じです。そういや、ラクダから落ちると、なんていうんでしょうね。落陀
快弓練習 2003/10/13
発表会前の重要な個人レッスン。
先生のご予定もあり、10月末にかけて変則的にレッスンが行われます(内1回は9月分の振替)引越しや、仕事の関係で合奏レッスンも先週休んだので、久々のレッスンです。
先生に会うのも久々だったので、発表会の前日に友達の結婚式&ニ次会で拉く『マイ・ウェイ』の話に。私はずっとD調だと思って、考えて拉いてましたが、先週お会いしたにこぷんさまによると、これはA調だそう。で、A調の位置を確認しながら、音をとり、どの指で拉くかを教えてもらうと、なんということでしょう!(ビフォーアフター風)
『・・拉きやすい・・・(爆)』

滑音で拉く部分のナゾもやっと解けました。にこぷんさん、ありがとう!!!(ココで再びお礼)

さて・・。
前回合奏レッスンをお休みした、というのもあって、今日は音階練習もソコソコにして『賽馬』から拉き始めます。『賽馬』は発表会用に先生がアレンジした楽譜でして、2部あります。で、私は1部(主にメイン部分)を拉くのですが、快弓の部分が練習不足(はっきりいって)の為、まだままならず・・・。
特に「2321 2321 2321 2321」など『賽馬』には第三指が重要なのですが、薬指ってそんな動かないんですよねー・・・。
これってみんなそうなんだと思うんですけど(小さい時からやっていない限り)。先生いわく、みんな拉くのに必死でこの音のリズムがちゃんととれていないんだそう・・・。だってほんとついてくのに必死なんですもん。。先生に。
これはホント、ボーーっと練習してるとダメですね。リズムを打ちながら、まずゆっくりじっくり延々拉いて、それから段々と早くしていかねばなりません。
私はあんまり保留指にせずに拉いてしまっているので、音程が行きと帰りでは微妙にズレたりするので、先生にはできるだけ指を保留するように言われました。
→その後保留指を多用すると、リズムが取りにくくなってしまいました。これは保留指を使わない拉き方が、ちょうどスタッカートのようにテンポをきりやすいのに対し、保留指を使うと指がスラーみたいになってしまうので、音の初めが、テンポに乗れずにヌラヌラと聞こえてしまうからです。
先生に言うと、「うんうん」とうなずき、「弓をもっと特徴的に最初の部分をリズムを取る感じで、小気味よく拉く」んだそう。あとは指使いが慣れてきたら、変わるだろう、、という感じでした。ま・ね。練習あるのみなんですけどね。
あとは快弓の場合の弓ですが、短く「ガッ・ガッ・ガッ・ガッ」と拉く練習をしてから拉くのだそう。弓が遅れると、やっぱり音も乱れるわけですから、両方の呼吸が合わなければならないわけです。どちらかがモタつくと、ベストなタイミングで聞かせることができませんからね。

『賽馬』の練習ポイントもおさらいしたところで『拉駱駝』。この曲にも16分音符連チャンの山場がありますから、同様に保留指の確認をしながら、拉いていきます。
実は最後の部分をちゃんとやってなかったので(営業では適当に先生の音に隠して誤魔化した(爆))最後までをやってあとは反復練習。微妙に音がズレる指とか、弓遣いに注意を受けて、終了。

次回の個人レッスンは発表会寸前に2日連続で。もう引越しもしてるだろうから、新居から通います!音楽室での練習も楽しみだ!
南小曲 2003/12/17
発表会が終わってから、初めての個人レッスン。そして今年最後の個人レッスン。
約一ヶ月ぶりのレッスンだった為、かなり緊張。
というのも、前日の団体レッスンで、なんだか自分の音がかなり不安定だったからです。
発表会近辺はF調の曲ばかりやっていたので、D調の音階(とくに第一指)のポジションがかなり奇怪。はずれまくった音ばかりだしてしまいまして・・・

案の定、音階練習を始めるものの・・・先生の顔もみるみる渋くなるなる・・・
7級の練習曲をやろうかと始めたものの、結局ずっと以前にもらった簡単な方の音階練習曲を10分ほどやって、なんとか勘を戻すことができました。

一通り音階練習が済んで、先生に、『なにか拉きたい曲ある?』って聞かれたので、私は『蘇南小曲』をやりたい、(あと『江河水』も・・(←小さい声で))と希望しまして、先生も演奏したことがないので、『一緒にやっていこう!(笑)』という雰囲気のまま、拉き始めました。

先生はこの曲を作曲した方が(朱 昌耀)好きなようで、前々回の発表会でもこの方作曲の曲を拉いたそうです。多分『江南春色』だったと思います。
『蘇南小曲』はテンポが大事ですねぇ。全体的には華やかで、楽しげです。
テンポでも難しいところがあり、弓遣いも、ここまでヒト弓で拉くのかよーっ!というフレーズが数箇所出てきます。
この曲は結構好きで、以前から何度も聞いていたこともあり、先生に一緒に唄ってみましょう!と言われた時は「余裕ッス!」と思いましたが、ちゃんと唄う(例えば滑音部分とかトリル部分とか、テンポも含めて)って実は中々難しい。なんとなくは唄えるんですが、なんとなくじゃ拉くことはできないわけです。
オマケにワタシは楽譜が読めない・・・。。数字譜は五線譜よりも簡単じゃん!と思って二胡を始めた私にとって、3年経った今、数字譜つっても楽譜に違いなく、そして『譜面読みができない』(=初見で拉けない(絶対に))事実にやっぱりぶちあたって、かなり致命的に痛いことなんじゃないかなーと思ったりしてマス。。

先生は「唄えないと絶対に拉けない」と常々おっしゃるので、夜の稽古場で、二人して何度もこのテンポが微妙なフレーズを唄うこと数しれず・・・。なんだか滑音部分はコブシきかして唄わないと表現ができないし、むっずかしー。
(CDを聴きながら、とかなら容易なんでしょうが、楽譜だけを見てってするとなぜか唄えない・・・)
でもこの曲はトリルも多いし、滑音も二胡らしいし、テンポもはやく、快弓もあり・・・盛りだくさんな曲なのでっす。
来年はちゃんと譜面どおりに装飾音もサボらず、最後まで完全に一曲を終えていきたい、という決意を抱いて頑張る所存です。
戻ル