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クリスマスパーティ 2004/12/23 |
今日は二胡教室のクリスマスパーティ。 私は土壇場で各教室が発表される曲の伴奏としてバンドで出場。 舞台すぐ下で出ずっぱりで10曲弱拉きました。 教室のパーティといっても、ほとんど私の知らないカルチャーセンターなどの皆様ですので交流のない方々ばかり。 でもその人数には驚いてしまいました。・・・先生・・いつの間にこんなに手広くやってたんだろ・・・。。 ご年配の方から小学生ぐらいのお嬢様まで、広い年代でこんなにも二胡をやってる方がいらっしゃるなんて。。。そりゃ最近街中でよく二胡ケースを持ってる人を見るわけだわ。 二胡人口はまだまだ増えているのでしょうね。 さて、伴奏ですが・・・ バンドの皆さんの演奏の影に隠れてひっそりと拉いておきました。基本的に二部とかなので主旋律を拉くことはないですしね。弓も逆になってたりしてね(気にしない)、音程も外れてたりしてね(それも気にしない)違うパート拉いてたりしてね(それは気にしましょう)。 パーティは私達の教室のメンバーが最後登場して発表の部はおしまい。 あとは先生のお弟子さんであるという、三味線の師匠の方が二代目ともう一方連れてこられていて弾いてくださいました。 私は舞台のすぐ下で真横から聞けましたが、すごい迫力ですね。三味線って自分的には爆発音という感じで余り好きではなかったのですが、ソロの曲を聞いていたらはっとするほどの鮮やかさとハリがあって気が引き締まり背筋が伸びる凛とした華やかさを感じました。 三味線も昨今のブームにのって、若いお弟子さんが増えているそうです。日本の伝統芸能ですからさらにめでたいことだなぁと思ったりします。やっぱり伝統は守っていかないと。 行く前は体のこともあったし、迷いながらでしたけど行ってよかったです。やっぱり楽しいですねぇ。みんなで拉くのって。 来年は去年のようにまたソロで出たりする発表会にするそうで、、、私も『蘇南小曲』で出れたら嬉しいんですけど。 最後に先生の演奏を聴いておしまい。 こんな風に堂々とした音色で聴かせることができるのは一体いつのことでしょう・・・。来年4月で丸4年。5年目に入るというのに、頼りないですねぇ。 もっともっと精進して先生の営業とかにも連れてってもらって腕を磨きたいと思いました。 そうそう! 発表会で私のこのつたないレッスン日記を読んでくださってる方にご挨拶されてしまいました・・・。。恐るべし。 先生の名前も教室の名前も出してないのにバレるんですねぇ。。 おととしぐらいまでは、レッスン終わった後に自分の復習の為にもマメに書いてましたが、今年一年は妊娠休業の為ほとんど更新してなかったのに、、、と恥ずかしい限りです。 来年は1月2回、2月1回ぐらいはレッスン行けるかも。それでとりあえずお休みです。そこのところヨロシクです(笑) |
発表会練習 2004/12/4 |
今日は急遽レッスン。今月は個人レッスン2回はこれそうだわ。ヨシヨシ。 7日に発表会のリハがあるんですけど、ワタシ送別会で行けなくなっちゃったから、急遽この日発表会の曲目をざっとすることになりました。 発表会は毎年1曲個人で拉いていたのですけど、今年はバンド形式で伴奏のみだから、12月に練習しても一応間に合うのです。 とりあえず拉く前に二胡の駒を替えられました。今までは固い木でできた駒だったのですけど、そっちだと音程がシビアでガッチり合わないとよく響かないそう。 また音質も最近はやわらかい木の駒が先生好きみたいで、『ちょっと替えてみましょう』ということでした。 私は駒を替えた時の微妙な音の変化ってのは今まであんまりわからなかったのですけど、今回はかなりわかる。実のところ前の駒の音が好きだけど、先生がそう言うのなら、ちょっとこれでやってみようかと思いました。 私が拉くのは7、8曲。主に2部。ふむふむ・・・これぐらいならイケそうだ。主に同様やテンポのゆっくりな曲ばかりですので当日までに練習しておくことに。 今年までは先生のお宅で個人レッスン、平野で団体レッスンでしたけど、来年は奈良の教室に通うことになりそうです。 サヨナラ平野。 来年は・・と行っても、行けるのは2月まで。私のお腹の成長は多分ヒトよりは大きくないから2月までは拉くことが出来るんじゃないかと思ってます。 その後は長期お休みすることになるのですけど、一旦辞めることになるかもしれません。1年もお休みっていう状態ってのもどうかと思うので。まぁ先生とその辺は今後話し合っていきましょう、ということで終わりました。 先生には「お休みしてる間にみんなどんどん上手くなっていくね」と焦らされましたけど、若い女性も多い教室ですから、結婚・出産って順番に皆が超えて行く道のり。焦らないことにします。 とりあえず私は先にピットインしたけど、みんなもしないといけないもんね。サーキットに戻ったら飛ばすゾ〜!!!(笑) |
久しぶりのレッスン 2004/11/17 |
なんと・・・・4ヶ月ぶりのレッスンでした。 妊娠初期の2、3ヶ月は全く二胡に触れていませんでした。なにしろとても眠かったから。 4ヶ月ぐらいから少しずつ弾き始めましたけど、それでも一ヶ月でトータル2、3時間も弾いていたか、、というレベルでした。音程だけは狂わないようにそれだけが最低条件でした。 11月からレッスンを再開しようとしていたから、音程練習と今までやった曲、あと一応発表会の時の曲目の練習などをしていました。 昨日は緊張しましたよ。。ケチョンケチョンでレッスンにならなかったら困るから。 さて・・・前置きはこの辺で。。 今日はまず二胡のメンテ。先生が『ちょっとずつ音がよくなってきたね』と。 私の二胡は皮が固く、弾き込めば弾き込むほど音がよくなると言われていましたけど、やっと馴染んできたようなのです。ちなみに雨の日の方がよく響きます。湿気の影響ですね。 その後まずは簡単な音階練習から。そしてビブラートの確認。「エーデルワイス」をオーバーなほどビブラートをかけながら弾いていきます。 オーバーなぐらい同じ間隔、同じ深さでかけること。これをつづけるのだそうです。 そして今日は手慣らしに「島唄」から始めます。「島唄」は自分でも練習していたので大きく音を外すこともなかったのですが、それでも第二把位の「ミ」の音が若干ズレ気味。 滑音、トリル、ビブラートの位置を確認しながら進めます。途中の軽く弾く部分、サビの盛り上がる部分のポイントを指導を受けました。あとは最後まで何度も止まらずに弾くように・・・とのこと。 その後「喜洋洋」。久しぶりですが練習しておいてよかった〜。テンポを重視して早いペースで弾いていきます。この曲は練習曲としても楽しいから今日教わったことを意識して自主練したいと思います。 とりあえず今日はこんな感じでした。 先生にも「音程は大丈夫」と言われ、ちょっと一安心。よかった〜 でもはやく「蘇南小曲」に復帰したいです。 今月は個人レッスンにもうこれないかもしれませんけど、12月は2回はお願いしたいな、と思ってます。 来年の夏は先生が生徒さん達を連れて中国に検定テストを受けに行くのだそう。。いいなぁ・・・。。構想が出た時に私も是非チャレンジしたい!と思っていたテストなんです。。私はしばらく行けないけど、数年後に一気に飛ばして受けたいなぁと野望を抱いておくことにします(笑) 次回は12月7日の発表会のリハーサル。発表会は出れるか分かりませんが、一応練習だけ参加してみます。ぶっつけだけど(笑) |
営業前練習1 2004/6/19 |
今日は7月最初の土曜の営業に向けての練習。(なぜか) まずは「良宵」。 第二把位での換把の際の音のズレってのを徹底的に訓練。 「125321」と第二把位で拉いて、開放弦のドと、第二把位での高いドを拉いて、今のポジションでずれてないかチェック。 「6165 3523 1」の6の音がズレないか・・・、第四指をパっとひろげて、6で戻る時、きちんと戻りきれてないと6の音が高くなるし、戻りすぎても低くなる・・ここはいつもかなり厳しくチェックされます。 オーバーなぐらい、手をぱーーーっと広げて、キュっと戻る・・・という感じです。 終盤の第三把位の部分までチェックして、あとは練習しておいて・・ということ。 今回はみんなで拉くことを意識した内容でして、ビブラートやトリルがテンポに乗っているかどうかより、音程重視の内容でした。 次に、営業でナニを拉くかという話になりまして、「喜洋洋」でどうだ!ということに・・・。マ・・マズイ・・「喜洋洋」実はあんまり練習してないんすよねぇ・・・・。この曲、滑音とかが沢山あって、特に指を揃えて行う滑音ってのが苦手。。。そんな上手に三本の指がまとまって滑音に・・なんてできない!と思ったりして・・・自宅でも殆どひいてなかったんですよ・・・(非常に苦手意識大) そんなわけで、私の「喜洋洋」はかなり序盤で止まっていたので、この日に全部やることに。ひーん。 音程練習のような細かい節もあるわ、第三把位までの移動もするわ・・・なかなか手ごわい曲だ・・・・(かなり今頃)死にそうになりながら、なんとか駆け足で終了。ふー・・・ここでやっと目が覚めた・・・。 ということで、「良宵」と「喜洋洋」は営業で拉くことになったようです。 再来週の団体レッスンでは、営業でするリハも兼ねて練習するって言ってたけど、、「喜洋洋」はテンポが難しそうだな・・。 一人早く拉くと、多分みんなボロボロになりそうなテンポだし。。。音合わせが大事だ・・・ 練習後・・・ さらなる情報として、9月にいいホールで営業するんだとか言う情報をキャッチ。 そうかぁ!!そりゃーちょっとはりきって衣装でも新調すっかな!?(おいっ!練習だろ!) |
早朝練習・・挫折(笑) 2004/5/8 |
早朝練習、一度だけしてすでに挫折。 起きたらすでに用意せねばならない時間。チーン(←臨終の音) いやー、土曜の早朝レッスンって、やっぱキケン。 どうしても金曜って、友達と食事に行ったり、約束が入ることが多いので、寝るのが遅くなっちゃって。 この日も2時ぐらいにベッドに入ったので、どうしても起きれなかった時の言い訳も用意したんですよ・・・。 まぁ、無事、起きれたのでレッスンに行くことも出来ましたが、行きの電車では目が覚めませんでしたね・・。 ・・ さて、後ろ向き発言はその辺にして、レッスン。。 まず音階練習。 次に私が持っている『北京有個金太陽』の楽譜を先生が見つけて、急遽やることに・・・ 一度にこぷんさんと一緒にお遊びで拉いたこの曲。その後細々と独学で練習していたのですが、先生に見てもらうの初めてです。おととしの発表会で生徒さんが拉いたんですよね。この曲。途中2部に分かれるので、一緒に拉くと楽しいかも。 冒頭部分は、『賽馬』の途中部分のような弓で拉く、とのこと。あぁ、確かに。CDでもそういう奏法ですね。押すから初めて手首をひねるようにスタッカート気味に。冒頭フレーズはそんな感じです。 早弓のところは、やっぱり弓を短く。最初は音が、ガッ、ガッとしかでなくてもいいので、とにかく弓を短く使うことを意識して拉く、という感じ。 一応前半部分の注意点を教わり、次回までにやっておくように・・とのこと。 次は『蘇南小曲』 相変わらず先には進めず、こちらも前半部分のおさらい・・のみ。 高いソとミの音がズレ気味な出だしの音には注意すること・・、トリルの位置、高音部の早弓で、指が開ききれず、ソの音が低い・・そこの注意など。 次回は先生がちゃんとCDを聞いておくそうで、もっと細かくやっていきましょう!とのこと・・・ ついていけるのか???>自分 |
早朝レッスン 2004/4/10、24 |
すいません、前回のレッスンと合わせてUPします(汗) -- 4月から試験的に始まった、早朝9時レッスン。 7時に起き、7時59分の電車に乗るというスケジュール。 1回目を終えて・・・ あの・・・・ レッスンが終わった頃にやっと指が動くようになったんですが(汗) 早朝ってアレですね。やっぱ指もむくんでいて動きませんね。 おおっ、指も体も起きてきたぞー!!!って頃にレッスン終了。アハハ・・(乾いた笑い) ということで、2回目レッスンは、6時半に起きて、30分だけ音階と指の基礎練習をして行きました。 1回目よりはすぐに体も反応していたように思います。 と、まぁ、早朝レッスンの心得はおいといて・・・ 今回2回のレッスンで練習したのは、主に弓遣いと、快弓部分の指の練習方法です。 弓遣いで主に使用した練習曲は「トロイメライ」。快弓の指の練習には「空山鳥語」と「賽馬」、それに7級の練習曲。 あとは、滑音・揉弦・トリルを含めたトータル練習曲として「良宵」。 揉弦のチェックがここで入ります。ワタシの揉弦は、指を弦の上で上げ下げする部分はできるんですがさらに深い波を作る為に、手を下げる時に弦を押すんですが、次に戻す時に力が抜けきれておらず、振幅の深い波が浅くなってしまっているそうです。もっと深い「オンオンオンオン」という揉弦にするなら、力をきちんと抜けきること、だそうです。そこまでをきちんとコントロールしながら、意識して、きちんとトータルで曲を練習すること。(しかも「良宵」で行うこと)。高いソとミの滑音で、ミのポジションを確定すること。 あとは換把。第一・第二ポジションで拉く場合、かならず音を外さないこと。 その為の練習フレーズをその場で教えてもらいます。 そして本格的に「蘇南小曲」のさわりから。 なんどか特徴的な滑音部分があるのですが、それはソからミだけではなく、二胡の一番下からオーバーに滑音するぐらいの気持ちで。あとはトリル、短い弓での軽やかな部分、など。 二胡を習ってみて(というか、楽器というものをやってみて)初めてわかったのですが、奏者がびっしょり汗を書いて演奏するわけってのがわかりました。 昔はとても軽々と弾いているように(見える)ヴァイオリニストとかを見て、どうしてあんなに流れるように曲を弾いているのに、汗をかくんだろう・・と思っていましたが、曲の強弱、情感、ビブラートや、こまかな技術を全てこめつつ1曲弾くってのがなんと大変なことか・・・。そしてその為の練習量とはいかばかりか・・・。 まさに水の上は優雅でも、水面下で必死に足をバタバタさせている白鳥の例えを思い出します。 と、まぁ、とりあえず早朝レッスンですが、そんなに大変でもないので、このまま続けようと思います。 定期的に個人レッスンがちゃんとできるっていう方が、やっぱりいいから。 |
ピヨピヨ・パカパカ・ヒヒーン 2004/3/30 |
今月二度目のレッスン。あぁ、やっぱりコレよ、コレ。 月に二回ちゃんとレッスンがあるってのは素晴らしい!! 前回だからどうも、音程等、基本練習はそこそこにしておいて、曲の大まかな装飾音だとか、引き方(弓)を、要所要所説明して、あとは練習しておいて、というスタイルにシフトしている模様。「自主的に曲になるようにはやっておくこと、コレ前提」レッスンです。とりあえずやりかけの曲はないか、と聞かれ、「賽馬」と「空山鳥語」の注意点を教えてもらいました。 まず快弓部分ですが、合奏練習の時に行った、弓を短く「カッ、カッ・・」とスタッカートのように押し引きする方法で、ひたすら細かく拉くのだそうです。合奏で拉いている練習曲の「6172 1672」を連続して拉くとか、「賽馬」の快弓部分を練習するとか。あとは軽く滑音で拉く部分やら、ビブラートをかける部分やら。快弓部分は、音楽記号の「<」んな感じで拉くように、など。 これは、小さい音から大きな音に、といいますか、遠くから聞こえてきて、やがて強く大きく拉く、ってのを何ヶ所か。 ビブラートのかけ方も、細かい山だったり、大きな山だったり。。 おおっ、先生、いきなりそんなに沢山言われても覚えられません!!(泣) あとは「賽馬」の冒頭部分。きつくスタッカートがかかっているような状態でポーン、と弓をスムーズに出さないと、強い出だしになりません。これが結構難しい。手首をかなり意識しながら、弓を押したり引いたり・・・これを何度も繰り返す・・・とりあえずそんな感じでした。 こんな風に駆け足で、2曲をさらっと流したところで、すでに8時前。次の方が来られてなかったので、急ぎ足で「蘇南小曲」のG調に転調した部分を前回と同様、もう一度うかがって、本日のレッスンは終了。 前回レッスンの後で、奥様ともちょっと相談したのですが(奥様は運営に関わっているわけではないので、雑談程度にです)やっぱり定期的に個人レッスンを受けたい、と思いまして、前前から空いてる、と聞いていた土曜の早朝にお願いすることにしました。9時からです。 早朝起きるのは不安ですが、レッスンが終わってもまだ10時。1日を有意義に過ごせそうな気もします。 (帰って昼寝したりして・・・) とりあえずテスト期間として、4月はそれでやってみることにしました。ガンバッテ起きるぞ!! |
今年度最初のレッスン --2004/1/7 -- |
新年初レッスンです。あ、今書いてて思いましたが、『あけましておめでとうございます』って言うの忘れたナ・・・(爆) 新たな気持ちで、初めて読んでくれるヒトにもいろいろ伝わるように、これからも頑張って更新していきます。 今年の目標。 さて・・まずは音階練習から。 どうも最近の合奏レッスンで、ワタシの音がハズレまくってるようで、この日はみっちりしごかれることに。 とにかく、一の指、つまり、D調のラの音が外れる。ミも外れる。F調をずっと弾いていたせいで指の間隔がそのままでD調になっても、二の指と三の指がくっついてくれないのだ。つまりミが低いということになる。 換把とかすると、一の指は上がりすぎて音が低くなるし、そうかというと上がりきれずに高くなる。ひたすら先生に『キラキラ星』と『春の小川』の冒頭部分を拉くことを命じられ、それぞれラとミの音を確認する。 (これがうちの先生の定番のラとミの音の確認方法。なんでも誰でも知ってる曲を拉くと自分の音のズレがわかるのだそう) その後、第一把位で「ドレミ」と拉き、第二把位(1オクターブ上)の「ドレミ」を拉く。ここでも私のレは高く、ミは低かった。第一把位での指の並びを引きずってしまうみたい。 ふと考えると、プロの奏者は、1回のコンサートで何調かの曲を拉くわけで、それでもキチンと拉くことができるのはこの調による指の位置を完全にモノにしてしこたま練習しているわけで、その道のりを考えると、気が遠くなりそうになる。 とにかく、なんだかんだ言いながら、15分ほどこのD調の音階をみっちりやりました。年末から個人レッスンがなかったり不定期だったせいでワタシもすっかり怠けぐせがついていての練習不足からくる遅れはかなりのものであると痛感した次第。 とにかくくじけそうになりながらも(笑)なんとか『蘇南小曲』に。一応快弓部分を練習しつつ、正月開けに少し練習したおかげで、音のリズムと指使い、弓遣いはなんとか頭に入っているものの、前述の音階のズレがひびいてうまく拉けない。 音階を気にしながらこの曲の速さでは到底拉くことなんでできない。とりあえずゆっくり拉きながら、少しずつ進むことに。 ここで問題発生。最初のフレーズからちょっとのところ、ずっと第一把位で拉くと思っていた高いドが、実は第三把位で内弦を第三指で弾く『ド』であることが判明(つまり『良宵』の最後の方に拉く内弦で拉く高いド部分)譜面で書くと、(ここから緑字は高音、楽譜で言う点付きの音です) [5-](滑音)3 321 1(第三指内弦) 5(開放弦) 5(内弦・第二指)。 そういや、よーーく譜面を読むと『内』って書いてある(汗) というか、にこぷんさんにも以前教えてもらった気もする(遠い記憶を掘り起こすと) ただしこの場合はそのドの後に、第二把位でのソ(内弦)があるので、ポジションは第二把位で、手を大きく伸ばしてその内弦ドを第三指で拉き、その後開放弦のソを拉いて、すぐ第二把位のソを拉くというワザ。ここ一連のテンポは速い。うーん・・ずっと第一把位のドを楽して拉いていたからいきなり変えるのは難しい・・・。 とりあえず手をパーっとひらかないと届かない。内弦のドを拉いて、次に第二把位に行って大きく手を開いて第四指でド、これを繰り返し繰り返し、どこまで手を広げないと届かないのかを確認。 次に同じように開放弦でソを拉いてから第二把位での内弦のソを第二指で拉く。またこれの繰り返し。さらに特訓メニューとして、まず不通に第一把位で開(内弦)ド・開(外弦)ソ・ドと拉く、次にポジションは第二把位の位置に下がって、さっきの音を記憶しておいて開(内弦)ド・(内弦)ソ・(内)ド(手を大きく広げて第三指で)と拉く。 これを繰り返すんだそうです。 この記憶するっていうのをいい加減にして、きちんと拉かないと、絶対に一段上のレベルにはいけないのだそう。 普通はみんなこれをきっちりしない、ちゃんと味あわない(先生はよくこの味合うっていう表現を使います)。一応やってはみるけど、じっくり聞くってのをしないんだ、と先生は熱く語ってました。うちの先生はこういうところをきちんと厳しいまでもやってくれるので、それなりにって言う風には進んでいかなくって、厳しいという評判もあるようですがワタシはここが先生のいいところの一つだと思ってます。ただ厳しいんじゃない、音に対してシビアなんですよね。 話はそれましたが、次に第四指でソを拉いて、次に第一指でラを拉く時にちゃんと手をぱーと伸ばして、その後手を元のポジションにきちんと戻すことを言われました。これを適当に戻すと、ラの本当の音に届かず、高いラになります。 これはなかなかプロの奏者でも間に合わないこともあるそうですが、きちんと手を引き上げて、ラの位置、ホームポジションの正しい形に戻すことを意識するように、、という話でした。 これはこの曲の中でも多用されるフレーズにもありますので、その部分を繰り返し拉いて練習するように、とのこと。 あとはテンポの難しいところ、滑音の難しいところ、など、特徴的な部分をやりながら、中間部のスローテンポな部分の前まで一応進みました。最初の音階練習で時間を取られてしまったので、実際の曲をやった時間は短くなってしまいましたが、非常に内容のこいものとなりました。 この日はあまりにも散々だったので、帰ってからも30分ほど練習しました。 ということで、本年度の目標。 『マズ音程。味わってきちんと確認し、おろそかにしない』 『左手の矯正。キチンと手の平が下に向くように。第四指を使っても、元の姿勢に戻ること』 『弓の基本をマスターする』 です。 |
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