道を走るクルマを見て、商用車の種類が豊富なことに気が付きます。
とくにベンツのVANがいっぱいあり、ほかにもシトロエンやルノーのVANも見かけます。
大型車ではハマスやイベコなどが普通で、三菱やHINOなんかは見かけません。
どのクルマも走行中はヘッドライトが付いています。
写真を取った日も日中の数時間以外はずっと霧が出ており、
そんな加減も有るのでしょうが、ドイツ国内を走るクルマはエンジンを掛けると
自動的にヘッドライトが点灯する仕様(デイライトランニング)になっています。
もで霧にかすむ建物を観ていると、『あ~ヨーロッパに来たわ』って感じです。
街なかはどこでも路上駐車のクルマがあります。
聞くとドイツでは駐車してはいけない所以外、どこでも止めてもOKだそうです。
もちろん決まった場所もなく、開いているところへ適当に止めるのが普通ですが、
コーディネーターさんと買い物にでかけた時のこと。
街角のケバブ屋さんへ立ち寄るのに、道路のパーキングスペースがいっぱいでした。
しかし、
『あ~いっぱいだね。じゃここのアパートの駐車場へ止めさせてもらおう。10分程度だし』
と言って道路に面しているアパートの駐車場へ止めるじゃ有りませんか!!
どうもこれも普通みたいです。
これはどう思います?
どう考えても出ることは出来ませんよね。
都市伝説では、路駐で詰められると前後の車を軽く押しながらスペースを作って
脱出するって聞いたことが有るので、前後の車を覗いてみました。
後ろのクルマはしっかり1速に入ってるし、前の車はパーキングレンジです。
都市伝説はウソのようです。
このクルマたちは、連れ同士かもしれませんがこのとき真相はわからずでした。
後に見つけたアイテムで、謎が少し解けました。
この札は、路上駐車をする際に自分が帰ってくる時間を知らせるための物です。
ダイヤルのところを回して、写真の場合では12時30分ごろに帰る表示です。
これをダッシュボードへ置いて使うとのこと。
もしやあのピチピチに詰められたアウディーも、これがあったのかもしれません。