イメージ写真

イメージ写真

メルセデス・ベンツのサスペンションアーム交換 でご入庫いただきました。

なんでも走行中『グリグリ』っと音が出るとのこと で、フロントのロワアーム(前後)とロワボールジ ョントをすでに入手されていたので、部品ごとお 持込みいただきました。

音の原因を探りながら分解を進めてみると、アッ パーアームのボールジョントがブーツ破れでガタ ガタになっているのを発見。急遽アッパーアーム も取り寄せてもらって交換しました。

ここまでは作業日誌です。

ここから最強自動車を悩ませる 出来事が始まります。

資料1

アームを全て組み終えて、アライメント台に載せて測定を済ませます。

測定後にテスト走行に出てみると音はなくなっているのですが、フロントの車高がベタベタです。(^_^;)
あ~、エアサスのなんかをやらかしてるな~ってことで、再度点検。

テスターを接続してエアサスのコンピューターにアクセルするも、故障記録は無し。

はて?

車高レベルセンサーのロッドを壊してしまった か?いや、別に壊れてない。

けれど、車高センサーの信号がやけに変です。 DASの診断メニューを繰りまくってるうちに、少し づつ理解できてきました。

どうやらレベルセンサーの取付がおかしいようで す。もう一度取り外してると、爪がうまく所定の位 置にかかっておらず、数値が変になっているの です。

ちゃんと組み立てなおして、もう一度確認。
今度はOK。

資料1

では車高を4輪とも合わせてましょう。 大まかにフロント側とリヤ側の車高を合わせて から、個別の車高を測定して微調整を施しま す。

以前にレベリングキットで車高を調整したことが ありましたけど、テスターで調整するほうがはる かに精密に調整できます。

最後に初期設定を学習しなおせば完成です。

資料1
資料1

とここまで苦労したけど、
コンピューターコーディングで、ベンツのエアサ スローダウン化の方法がわかった。

いままで出来るらしいとは聞いていたけど、これ で操作方法が理解できたよ。

ま~あんまり極端な変更は出来ないでしょうけ ど、気持ちダウンなら対応できそうです。

戻るアイコン