静圧潤滑設計へのご案内 (2011年1月1日開設/4月30日最終更新)

機械設計担当の皆様へ

機械の裏方的役割を果たす「潤滑」その中で「静圧潤滑」をテーマにした実用的設計をこのサイト上で判り易く解説講習しようと考えております。

機械設計者にとって、最も縁遠い分野であろう「流体力学」の理論を苦使(駆使)しますが、基本はたった一つの計算式(ハーゲンポアズイユの法則=2平面間の流体の関係式)を理解するだけです。
とは言え、この式の意味を自分のものにすることが大切で、計算結果の行き詰まりを打開する際に重要な手がかりになります。

まずはハーゲンポアズイユの法則の関係式を紹介しましょう。

  • Q =流量(cm3/sec)
  • p1 =隙間の入口における油圧(Kgf/cm2)=ポケット圧力Pt
  • p2 =隙間の出口における油圧(Kgf/cm2)
  • b =流れ方向に垂直なランドの長さ(cm)
  • l =流れ方向へのランドの長さ(cm)
  • h =隙間の高さ(cm)
  • eta =使用温度での油の粘度(Kgf・sec/cm2)

bleta の”流れに垂直なランド長さ”や”流れ方向のランド長さ”そして普段見慣れない粘度単位があります。
これからが静圧のスタートです。