奈良スケッチNOTE

7.平城京跡(Sep.2022)

3年振りに平城宮跡のスケッチをしました。今年は大極殿の門(大極門)が完成し、工事のための素屋根が撤去されるのを期待していたのですが、 この素屋根はこの後、大極門のすぐ東に東楼、西に西楼が建設されるまで数年間は撤去されない模様です。さらにその後、回廊が建設されるのは20年以上かかるということで、 大極殿のまわりはこれからますます描きずらくなりそうです。また大極殿の周りに木陰が少ないことと、あちこちにある背の高い大量の雑草(奈良公園のように草を食べてくれる鹿がいないので) にも悩まされます。
従って今後、平城京跡のスケッチは主に朱雀門が中心になりそうです。こちらは、強い日差しや少々の雨くらいは朱雀大路の西にある天平つどい館の屋根のある通路や、東の いざない館の軒先で描くことができます。また、天気の条件がよければ北側からの遠景もおすすめポイントです。