渇いた唇のまま
きみの名前を呼ぶよ

届かない声だったとしても
きみを呼ぶよ

会いたいと思うことは
許されたいと願うことと同じだろうか

きみの傷の上を歩くぼくは
二度ときみに会えないまま





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