まだ熱い君の灰に触れる
何を願って
何を祈っているのか
自分でも分からないまま
さよならのことば
泣いて吐き出すよ
薄い体を焼いた炎の匂い
崩れる骨のかたち
黒ずんだ病の残骸
いつかはきっと霞んで行く
春の日差しが注ぐなかで
眩しいひかりのまんなかで
笑ってくれたら良い
僕らはこれから
静けさのなかを行くけど
君は、
あのあたたかさのなかで
あの大きな声で
いつもみたいに
文句ばかり言ってくれて良いよ
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